○(米)6月小売売上高- 15日(火)午後9時30分発表
・予想は、前月比+0.6%
参考となる5月実績は前月比+0.3%で市場予想をやや下回った。ただし、4月実績は+0.1%から+0.5%に上方修正された。5月のコアベースの売上高は前月比変わらず。6月については労働市場の改善を反映して売上高の増加が見込まれており、市場予想は妥当な水準か。
○(米)6月生産者物価コア指数- 16日(水)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.7%
参考となる5月実績は前年比+2.0%、コア指数は同比+2.0%だった。生産者物価指数の伸びは一服しつあり、物価上昇は適度に抑制されているようだ。エネルギー価格の上昇もやや抑制されており、コア指数の市場予想は妥当な水準か。
○(米)6月鉱工業生産- 16日(水)午後10時15分発表
・予想は、前月比+0.3%
参考となる5月実績は+0.6%で市場予想をやや上回った。自動車・部品は+1.5%、機械やコンピュータ、電子製品、電気機器、組立金属製品が増加した。6月については、コンピュータ、電子製品の生産が順調とみられることから、市場予想は妥当な水準か。
○(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報- 18日(金)午後10時55分発表
・予想は、83.0
参考となる6月実績は、82.5で6月速報値から上方修正された。6月の景気現況指数は5月の94.5から96.6に上昇しており、景況感の改善が確認されている。7月については労働市場の改善が継続していることから、6月確定値並みの数字が期待できる。
主な発表予定は、15日(火):(日)日銀金融政策決定会合の結果判明、(米)5月企業在庫、16日(水):(米)5月ネット長期TICフロー、17日(木):(米)6月住宅着工件数、(米)6月住宅建設許可件数
【予想レンジ】
・99円00銭~103円00銭