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収入の少ない人がお金持ちになるための「5ステップ」を解説

「家計の見直し相談センター」の藤川太氏によると、資産形成のためには、収入(いくらあるか)、貯蓄率(収入のうちどれだけ運用に回せるのか)、運用率(何%を目標に運用するのか)、時間(何年かけて運用するのか)という、4つのパラメーターが不可欠だという。

 これらをうまく組み合わせて活用しお金持ちを目指すわけだが、さらに、収入の少ない人が実際にお金持ちになるためには「5つのステップ」を踏む必要がある。以下、5つのステップについて、藤川氏が解説する。

 * * *
【ステップ1】収支を合わせる
 家計の収入と支出のバランスを見直す。この基本ができていない家計は意外に多い。

【ステップ2】貯蓄を殖やす仕組みをつくる
 収入のなかからどれだけ運用に回せるかという「貯蓄率」を高める。住居費や保険料、通信費といった固定費の支出を節約するのも有効な手段となる。

【ステップ3】「分散投資」でタネ銭を1000万円貯める
「国際分散投資」と「ドルコスト平均法」を組み合わせた「積み立て投資」を基本に、1000万円を目標にコツコツと貯める。

【ステップ4】「集中投資」で大きなキャピタルゲイン(値上がり益)を狙う
 相場を徹底検証して確信が持てるような「相場のひずみ」を見つけたら、ステップ3で貯めたタネ銭を一気に集中投資して、キャピタルゲインを追及する。

【ステップ5】「攻め」から「守り」にシフトする
 1億円以上などに資産が殖えたら、インカムゲイン(利子や配当益)狙いにシフトし、「守り」を重視。

※マネーポスト2014年夏号

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