芸能

嵐15周年ハワイコンサートで友情にヒビ 「名義に傷」懸念も

9月19日、20日に迫った嵐ハワイコンサート。嵐の15周年を記念して、デビュー会見を行った思い出の地・ハワイで魅力を凝縮したコンサートを行う。3万人のアラシック(嵐ファンの通称)がハワイに集まる。

このコンサートは全国のTOHOシネマズでも生中継され、ハワイに行けず涙を飲んだファンたちも一緒に一体感を味わうことが可能だ。

そんなコンサートだが、ファンであれば喉から手が出るほどチケットが欲しい。しかし、幸運にもチケットをゲットしながら大切なものを失ったという人も…。嵐のデビュー当時から15年間ファンを続ける、A子さん(30才)はこう語る。

「ハワイのコンサートが発表されてすぐにアラシックの友達・専業主婦のB美(28才)と『絶対当てて一緒に行こう!』と約束したんです。私は嵐のコンサートに自由に参加できるように正社員にはならず、アルバイト生活をしています。費用は航空券とチケット合わせて、27万6000円。現地での飲食なども合わせたら30万円はゆうに超えます。記念すべきハワイコンサートに向けて、必死にバイトを増やして、貯金しました」

その結果見事A子さんのファンクラブ名義で当選する。しかし、喜ばしい結果報告をした直後からB美からの連絡が途絶えがちに。

「どうしたの? こんなんじゃ一緒にハワイに行くのも不安だよ」

と連絡をしたところ、

「じゃあ行かない! そもそも30万円なんて払えない!」

と回答が。

「完全に友情に亀裂が入りました。今回のコンサートは航空券付きなので、他のファンに譲ることもできません。カップルなどがたくさんいるハワイで私は一人ぼっち。また、私の名義での当選なので、キャンセルすることで名義に傷が付くのでは…という不安もあります」(A子さん)

名義に傷が付くとは、ジャニーズ事務所のブラックリストに入り、今後コンサートが当たりにくくなるということだそうだ。幸せなはずのハワイコンサートチケットが友情を引き裂いてしまう結果になろうとは、なんとも切ないものだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト