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酒乱で小心な神戸児童遺棄容疑者 分別怒られ雑木林にゴミ捨て

 神戸市の小学校1年、生田美玲さん(6)の遺体を遺棄した容疑で、9月24日に君野康弘容疑者(47)が逮捕された。無職だったことや、インターネットの交流サイトに登録していたことなどが報じられているが、具体的な人物像を知る人は少ない。昨夏頃、君野容疑者のアパートに招かれた30代男性はこう語る。

「発売10年以上は経っている旧式のパソコンが1台置かれていた。それで複数の出会い系サイトを利用していて、そこでの女性とのやりとりを得意気に見せてきた。また彼は“FX取引をやっているが、大きな損を出したので、いまは生活保護に頼って暮らしている”と生活苦を話していた」

 君野容疑者は酒を飲むと奇声を発したり、暴れたりする一方で、小心な一面も見せていた。

「ゴミ出しを巡って近所でトラブルになった。指定日に出したり、分別したりすることができず、町内会の人にこっぴどく怒られた。それ以来、彼はゴミ集積所に出さなくなった。どこに捨てていたかというと、アパート裏の雑木林です」

 その雑木林からは、6つのポリ袋に分けて入れられ、新聞紙にくるまれた美玲さんの遺体が発見された。25日の送検時点で、取り調べに対して反省の言葉はないという。

※週刊ポスト2014年10月10日号

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