<愛国心に火(?)がついて何となく腹立たしくなり、つい友人に「どうして嫌いな日本にこんなに大勢来るのか」といつになく厳しい口調で言葉を投げつけてしまった>(<>内はブログ引用、以下同)
要は中国人に罵声を浴びせたことを誇っているのだ。ケンカの相手は中国人じゃなくてもいいらしい。ある日、道路の真ん中でピクリともしない男性を発見。「大丈夫ですか」と声をかけると、相手は「大丈ブイ、なんちゃって」と返してきた。
<それでも親切な私は「車道で寝ては危ないぞ」と心にもないことをやさしい口調で注意すると「余計なお世話だ。ここは交通量が少ないんだ。俺はそれを知って寝ているんだ」とほざきやがった。……。お前なんか引かれちまえ!>(原文ママ)
他にも、集団的自衛権行使の必要性を理解しない有権者を「一国平和ボケ」と一刀両断するなど暴れん坊ぶりは止まらない。
それにしても、首相補佐官の立場でこんな下品な本音を書くとは知性がなさすぎる。衛藤事務所にぶつけると、「ご指摘の箇所は秘書が書いたもので、衛藤の公式見解ではない。確かに本人の発言ならマズイと思いますが……」と弁解しきり。
「秘書が」といえば何でも許されると思うところが、またこの政権のレベルの低さなのだが。ちなみに「車にひかれる」は「引」ではなく「轢」ですよ。
※週刊ポスト2014年11月28日号