国内

衛藤補佐官「嫌いな日本に来るな」放言 秘書が書いたと説明

 親分が親分なら、子分も子分である。安倍首相のフェイスブックへの支持者の低レベルな書き込みが物議を醸した。

 習近平氏と会談後の投稿に「臭金屁の醜男ッぷりを世界に晒すことができましたね」(11月10日)と書き込まれたり、11月2日には、朝日新聞「吉田調書」捏造を指摘した門田隆将氏の著書『狼の牙を折れ』(小学館)を紹介する投稿に、「朝日なんて便所の落書き程度です」「北京原人を射殺してください」などと書き込まれたりもした。

 だが、首相の「側近中の側近」を自任し、解散総選挙後には大臣ポスト有力といわれる衛藤晟一・首相補佐官のブログも“過激さ”ではひけをとらない。

 衛藤氏といえば、米国政府が首相の靖国神社参拝に「失望した」と声明を出したのに対し、「こっちこそ米国に失望した」という発言をYouTubeにアップして騒ぎを招いた御仁。自民党きってのタカ派で、特に中国批判派で知られる。

 安倍首相がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)のために訪中する直前の10月末には、「日本は尖閣問題のように中国からいじめられている国のネットワークを作らなければならない」と中国の海洋進出に対抗する超党派の議員連盟を立ち上げ、フィリピンやベトナム、インドネシアの議員に連携を呼びかけた。

 ホームページの『えとうの報告』と題するブログでも、中国人への怒りを爆発させてきた。歌舞伎町の飲食店では、北京語が飛び交う店内に「いったい全体ここはどこの国だ」と苛立ち、上海語や広東語も混じってくるとついに噴火する。

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
イメージカット
「有名人なりすまし広告」の類に“騙されやすい度”をチェックしてみよう
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン