ビジネス

年末の投資戦略 損失確定の換金売りに伴う株価下落の想定を

 急激な円安進行とあわせて、日本株も堅調な推移が続いている。とはいえ、相場は一本調子で上がり続けるわけではない。特に年末だからこそ、気をつけなければならない市場動向がある。年末の投資戦略について、カブ知恵代表・藤井英敏氏が解説する。

 * * *
 相場全体に上昇基調が強まるとはいえ、投資戦略には注意を払いたい。グイグイと値を上げる過程では1日でも早く買うのがセオリーだとされるが、相場はそんな単純なものではない。

 直近でいえば、節税対策として年末には損失確定を目的とした換金売りが相次ぐことで株価下落も予想される。特に値動きの鈍い銘柄はその対象になるため、注意が必要だ。ただし、その後の上昇を見越せば、むしろ値下がりしたところが買い場となる。このような銘柄は買いを焦らずに、じっくりと下がったところを狙いたい。

 一方、値動きの強い銘柄は次々と上値を追っていく可能性が高いので、買いタイミングは早いに越したことはないだろう。

 値動きの強弱と一口にいっても難しいかもしれないが、見極めるコツはある。目安となるのが、短期の株価トレンドを示す「25日移動平均線」だ。それを上回っていれば強い、逆に下回っていれば弱い値動きと判断することができるので、ぜひ活用してみてほしい。

 そして、肝心の銘柄選び。安心感を優先するなら時価総額の大きい大型株という選択肢もあるが、それは値下がりリスクをヘッジするだけにすぎない。民主党政権下ならそれでもよかったかもしれないが、安倍政権は株価上昇を至上命題とするような内閣である。

 そうである以上、より大きなリターンを望むのであれば、時価総額が小さく軽い値動きが期待できる「小型株」に目を向けたい。なかでも、成長性があるものやテーマ性を帯びた銘柄は物色されやすく、個人投資家の投資対象にふさわしいといえるだろう。

※マネーポスト2015年新春号

関連記事

トピックス

。一般人を巻き込んだ過激な企画で知られるイギリス出身のインフルエンサーのボニー・ブルー(Instagramより)
「行為を終える前に準備」「ゴー、ゴー、ゴーです」金髪美女インフルエンサー(26)“12時間で1000人以上”を記録した“超スピード勝負な乱倫パーティー”の実態
NEWSポストセブン
米倉涼子が書類送検されたことがわかった
《5か月ぶりの表舞台直前で》米倉涼子、ギリギリまで調整も…主演映画の試写会前日に“書類送検”報道 出席が見送られていた
NEWSポストセブン
天皇皇后、愛子さま
《溜席の着物美人が2日連続で初場所に登場》6年ぶりの天覧相撲に感じた厳粛さを語る 力士のみならず観客も集中し、「弓取り式が終わるまで帰る人がいなかった」
NEWSポストセブン
肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
《キー局に就職した有名アナも》久米宏さんに憧れて男性アナウンサーを目指した人たち 爆笑問題・田中はTBSラジオでのバイト時代に「久米宏さんになりたかった」
NEWSポストセブン
近代化する火葬業の舞台裏に迫ったジャーナリストの伊藤博敏氏
《火葬ビジネスの裏面史》都内の火葬場を独占する「東京博善」は中国人実業家がトップに就任…いまも「民間の火葬場」が生き残っている歴史的経緯
週刊ポスト
米倉涼子が書類送検されたことがわかった
《ゲッソリ痩せた姿で取調室に通う日々》米倉涼子が麻薬取締法違反で書類送検、昨年末に“捜査終了”の匂わせ 元日にはファンに「ありがとう」と発信
NEWSポストセブン
アメリカのトランプ大統領と、グリーンランド連帯の最前線に立つ41歳女性・市民団体代表(左/EPA=時事、右/Instagramより)
〈国家が消されるかも…〉グリーンランド連帯の最前線に立つ41歳女性・市民団体代表からのメッセージ “トランプによる併合”への恐怖「これは外交交渉ではない」
NEWSポストセブン
 相撲観戦のため、国技館へ訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
「美しすぎて語彙力消失した」6年ぶりの天覧相撲 雅子さまは薄紫の着物、愛子さまは桜色の振袖姿でご観戦
NEWSポストセブン
次期衆院選への不出馬を表明する自民党の菅義偉元首相(時事通信フォト)
《一体今は何キロなのか…》菅義偉元首相が引退を表明「健康状態は全く問題ない」断言から1年足らずでの決断 かつて周囲を驚かせた“10キロ以上の激ヤセ”
NEWSポストセブン
“メンタルの強さ”も際立つ都玲華(Getty Images)
《30歳差コーチと禁断愛報道》女子プロゴルフ・都玲華、“スキャンダルの先輩”トリプルボギー不倫の先輩3人とセミナー同席 際立った“メンタルの強さ”
週刊ポスト
相撲観戦のため、国技館へ訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
《周囲の席には宮内庁関係者がビッチリ》愛子さま、特別な一着で「天覧相撲」にサプライズ登場…ピンクの振袖姿は“ひときわ華やか”な装い
NEWSポストセブン
女優のジェニファー・ローレンス(dpa/時事通信フォト)
<自撮りヌード流出の被害も……>アメリカ人女優が『ゴールデン・グローブ賞』で「ほぼ裸!」ドレス姿に周囲が騒然
NEWSポストセブン