ビジネス

会社員トレーダー 集中投資&中長期保有で年8000万円の利益

 2014年の日本株は一本調子で上がり続けるわかりやすい相場ではなかったが、そうした中で、大きな利益を出している凄腕のトレーダーもいる。そんな個人投資家の一人である「sounanoda」さんが、2014年のトレードを振り返る。

 * * *
 私は会社員をしているので、いつもザラ場を見られるわけではなく、場中に悪材料が出たときなど一瞬一瞬の対応もできません。そこで、事前に5~10銘柄ほど仕込んでおいて、動き始めた銘柄、潮目が変わった銘柄に一気に集中投資して中長期保有するスタンスを取っています。

 中長期保有で一番怖いのは倒産です。できるだけリスクを背負わないために、『会社四季報』で増益かどうか、有利子負債がどれくらいあるか、無配ではないかなどを総合的に見て、割安株を30銘柄ほどピックアップしています。

 2014年の収支は約8000万円のプラスとなっていますが、実を結んだ長期投資銘柄の一つが3Dプリンタ関連のソディックです。もともとは2013年末に平均取得単価約480円で10万株ほど保有して塩漬けしていた失敗銘柄。それが、金型製作まで可能な金属3Dプリンタという画期的な商品の開発により、2014年7月から急騰しました。

 最初のストップ高で、なぜ上がったのか調べたら「これは本格的な上昇だな」と思ったので、ほかの保有銘柄を外して、平均取得単価約700円、合計50万株を追加購入し、勝負をかけて一気に集中投資しました。

 9月1日の株価ピーク時には運用資金は6億円くらいまでいきました。今は3分の1くらいまで減ってしまいましたが、会社に悪い材料が出たりビジネスモデルに変化がでない限り、この会社とはトコトン付き合っていくつもりです。航空機や自動車部品も3Dプリンタで製作するという話も出てきているので、軌道に乗れば株価5000円も期待できると思います。

【PROFILE】sounanodaさん:会社員。運用スタイルは中長期投資で、潮目が変わった銘柄に集中投資をするのが得意。現在、GMOクリック証券他で運用資金3億円ほど。2014年の収支は約8000万円のプラス。

※マネーポスト2015年新春号

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン