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お金の貯め方 「今日1日いかにお金を使わないか」を考える

“ムロケン”こと喫茶店「パーラーオレンジ」(東京都荒川区)のスピリチュアルマスター・室井健助さんの霊視は大人気。2016年の5月まで予約がいっぱい…。大雪や地震が頻発し、経済ではGDPが下方修正されるなど、2014年末は重い雰囲気になってしまった。そこで、2015年を幸せに乗り切るポイントを教えてもらった。

室井:2014年は天災が多かったですが、2015年はさらに多くなりますね。それに不況のまま。株価は上がっても、景気がついていかない。そういう意味で、まだまだ厳しい年になると思います。そんな社会情勢を受け、うつ病のかたも増えていくのが視えます。だからこそ、他人を気遣うやさしさを持ち、人づきあいを大事にしていかなければならない年です。

 先日(2014年11月)、長野北部で震度6弱の地震があったにもかかわらず、住民同士が助け合って死者ゼロでしたよね。すばらしいことです。誰かが困ったら手をさしのべる。こういった人のつながり、手のぬくもりはお金では買えないものなんです。

 確かに、お金を使うと人が寄ってくるかもしれませんが、そういう人は、お金を使わなくなった途端、ぱたりと人が寄りつかなくなってしまいます。お金に人が操られて、動かされてしまっているんですよ。大事なのは人。心のつながり。お金は後からついてくるんです。

――とはいえ、家族が暮らすのに不自由しないよう「貯金は、基本中の基本」とムロケン。お金にも貯め方があるという。

室井:まず、朝起きたら「今日一日どうやってお金を使わずに済むか」と考えることです。

 お金が貯まらないという人ほど、コンビニやスーパーで1000円とか2000円といった、高額ではないけれど、お金をちょこちょこと毎日使っています。たばこだって、毎日1箱買っていたら1年で15万円分、20年続けたら300万円分にもなる。そんな“使う努力”ではなく、“使わない努力”を一生懸命することが大事なんですよ。

 ぼくはそうやって、コツコツ貯めてきたおかげで、37年間このお店を続けて来られたし、お金を貯められたことで自分に自信がつきました。ウン千億円持っている大企業の社長さんにお会いしても、うらやましいと思いません。どんな不況が来ても絶対に生き抜いてみせるっていう自信がわいて、燃えてくるんです(笑い)。コツコツと蓄えをしておけば、2015年が不況であっても怖くないですよ。

※女性セブン2015年1月8・15日号

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