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FXで相場予測難しいと考える人向けに「連続発注機能」が話題

 FX(外国為替証拠金取引)を始めたいが、相場の予測なんて自分にはできない──。そんな人でも簡単にチャレンジできる方法として「連続発注機能」が話題になっている。

 最初に設定をしておけば、決めた範囲内で相場が動く限り、自動的に利益を積み上げてくれる。いったん利益確定が行われても、同じ条件になれば何度でも自動で売買が繰り返されるのでコツコツと利益が積み上がっていく。

 為替相場は、プロでも予測が難しい世界。相場をピンポイントで予測して利益を狙うのは不可能に近い。そこで、一定間隔で注文を仕掛け、相場がそこを通過するたびに新規発注と利益確定を繰り返すようにしたのが「連続発注機能」だ。

 そもそも為替相場は、一方向に上昇したり、下落したりするトレンド相場の期間よりも一定の範囲内で上下を繰り返すレンジ相場の期間の方が圧倒的に長い。そのレンジ相場でこまめに稼げるというわけだ。

 自動売買に似ているが、大きく違うのは設定を自分で決められるところ。自動売買はプロが設定した戦略によって売買が行われるので、マイナスになっても、なぜ損失が発生したのかわかりにくいことも多い。その点、「連続発注機能」は、シンプルな注文を自動で繰り返すだけだから初心者にもわかりやすい。

 また、トレードで勝つためには、感情を排除することが大事とも言われる。手動で注文をしていると「もう少し下がってから買おう」とか「もう少し待てば戻るかもしれない」などと、つい感情が入り込んでタイミングを逃してしまう。「連続発注機能」を利用すれば、設定した通りに売買が行われるので、感情を排除したトレードが可能になる。初心者でも利益が狙いやすいトレード手法といえるだろう。

※マネーポスト2015年新春号

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