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《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」

雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)

雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)

 天皇皇后両陛下が、11月8日、9日に三重県を訪問された。同県で開催された「第44回全国豊かな海づくり大会」(9日)への出席を前に、8日には鳥羽市の鳥羽水族館をご視察。現在は同館の2匹だけとなったラッコや、絶滅危惧種の一種であるジュゴンなどをご覧になった。

 皇后雅子さまは、全身をブラウン系のワントーンコーデでまとめられ、手にはイタリアを代表するブランド「フェラガモ」のバッグをお持ちになっていた。

 このバッグは、昨年10月に『「清流の国ぎふ」文化祭2024』開会式出席のために岐阜県を訪問された際にもお持ちになっていたものだが、実はかなり長いこと愛用されているとのことだ。皇室ジャーナリストが語る。

「ご成婚された1993年の11月、徳島県で行われた『全国障害者スポーツ大会』でも、雅子さまは同じバッグをお持ちでした。まるで新品のように見えるほど綺麗ですが、丁寧に保管し、お手入れされていたのでしょう」

 外交官の父を持ち、海外での生活が長かった雅子さま。愛用のブランドには、フェンディやディオール など海外製も多い印象だ。

「雅子さまは、よいものを長く大切にお使いになられる美学をお持ちなのでしょう。“モノには魂が宿る”という精神を大切にされているとお見受けします。そうしたお考えそのものが、雅子さまなりのお洒落なのでしょう。

 たとえば1996年10月に行われた『全国育樹祭』に出席された時に 披露されたロイヤルブルーのスーツは、2018年11月の『全国育樹祭』でもお召しに。また、2020年にも登場していましたね。ファッションにおいても、“サステナブル”を大切にされているようです」

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