スポーツ
2015.01.13 07:00 週刊ポスト
金田正一 国鉄から金銭でなくガード下土地で年俸交渉された
2014年のプロ野球最多勝は、セ・リーグが阪神・メッセンジャーと中日・山井大介の13勝、パ・リーグはオリックス・金子千尋の16勝だった。30勝で年間最多勝利を争っていた時代の金田正一氏は通算400勝、米田哲也氏は350勝、小山正明氏は320勝であわせて1070勝。日本球史上で勝利数トップ3の3人が、もし自分たちが今、現役だったらと契約更改を想像してみた。
小山:しかしこの3人が今の時代に投げていたら球団はどれだけの年俸をくれるやろねェ。今は3年連続で10勝したら億ですよ。カネさんみたいに20勝を14年やったらどうなりますのん。国鉄(ヤクルト)で続けていたら、頼むから辞めてくれといわれてまっせ。
金田:実際にあったんだよ。国鉄が「もうカネを払えないからガード下の土地をもらってくれ」といってきた。ワシは「現金をよこせ」といってもらわなんだけどね。ワシは20勝するからカネを出せと交渉していた。達成できなかったら減俸でね。
米田:昔は20勝してようやく仕事をしたと思ったもんですよね。
※週刊ポスト2015年1月16・23日号
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