ライフ

ファミコンソフト出荷本数 Sマリオ681万、燃えプロ158万他

100万本超を記録したファミコンソフトは?

 1983年7月15日に、任天堂から発売された革命的な家庭用ゲーム機。それが「ファミリーコンピュータ」、通称・ファミコンである。全世界で出荷台数は6191万台を記録する。

 ファミコンソフト総数の公式発表はないが、ゲーム雑誌『大技林』(徳間書店刊)などによるとその数は1240タイトル以上にのぼる。国内で最も売れたソフトは『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂)の681万本。全世界で4024万本以上を売り上げ「世界一売れたゲーム」としてギネス認定されている。

 ゲームの内容は、マリオとルイージの兄弟がクッパにさらわれたピーチ姫を助けるため陸海空を突き進むというもの。スタート直後にBダッシュでクリボーに激突。入れないと分かっていても土管の上でついしゃがんでしまう。1UPキノコの位置はすべて覚えている……など、このゲームについて語り出したら切りがないという人も多いだろう。

『スーパーマリオブラザーズ』の他にも2010年版の『CESAゲーム白書』によれば多数のミリオンタイトルが存在する。

 以下、主なファミコンソフトの出荷本数を年次順に紹介しよう。

■凡例:タイトル(メーカー)/発売日/出荷本数

ゴルフ(任天堂)/1984.5.1/246万
ロードランナー(ハドソン)/1984.7.31/110万
忍者ハットリ君 忍者は修行でござるの巻(ハドソン)/1986.3.5/150万
魔界村(カプコン)/1986.6.13/164万
プロ野球 ファミリースタジアム(ナムコ)/1986.12.10/205万
燃えろ!!プロ野球(ジャレコ)/1987.6.26/158万
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(エニックス)/1988.2.10/380万
スーパーマリオブラザーズ3(任天堂)/1988.10.23/384万
Tetris(BPS)/1988.12.22/181万
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(カプコン)/1988.12.24/151万
ファイナルファンタジーIII(スクエア)/1990.4.27/140万
ドクターマリオ(任天堂)/1990.7.27/153万

撮影■国府田利光

※週刊ポスト2015年4月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演、稲垣吾郎インタビュー「これまでの舞台とは景色が違いました」 
女性セブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン