小倉とのコンビが話題を呼んでいる菊川
小倉:それはまったくないんですよ。やっぱり、ぼくが司会をやる以上はぼくの番組だと思ってるんですよ。自分らしさが出なくなったら、ぼくの仕事は終わりだと思うので。結局、男性であろうと女性であろうと、視聴者がぼくの発言をどう受け止めるかということですよね。視聴者に合わせてどうこうするということは、この16年間一切ないです。
──今まで、小倉さん自身が批判されて、もう辞めるしかない…と思うようなことはあったんですか?
小倉:それは一切ないですね。いろいろな抗議もあったとは思うんだけど、フジテレビもぼくの耳に入らないようにしてくれている部分もあったとは思います。
──ニュースに関するVTRを観た後に、小倉さんや菊川さんがコメントをしますが、あれは台本ではなく、その場で率直な意見を話しているんですか?
小倉:番組の流れを間違えないために台本はあるけど、話す内容については自由裁量ですからね。基本的にはディレクターが作ったVTRの意図を汲んでコメントをするつもりでいます。でも、ディレクターの主張があまりにも自分の意見と食い違っている時は、放送中に内部批判をします。放送終わってからグダグダいうのは嫌なので。
菊川:私は初心者なので、あまり自分の意見をどんどん言っていこうという感じではないですよ。放送禁止用語を言わないようにしようとか、ビクビクしています(笑い)。
──こういうことを言ったらウケるんじゃないか?みたいなことを考えることはありますか?