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赤羽の宝くじ売り場 山田孝之新ドラマ効果で運気アップか

「赤羽に行けば、本当の自分に出会える気がする」――そう感じた山田孝之(31才)が、一切の仕事を断って東京・赤羽で暮らし、そこに住む人との交流を通して自分探しをするドキュメンタリータッチのドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』(テレビ東京系)。今年1月に放送が始まると赤羽の注目度は一気にアップ! 女性セブン新米編集長も「赤羽にはなんともいえない良さがある。今日は赤羽で飲もう!」とその魅力にとりつかれていた。

 そんなふうに赤羽へ足を運んだ人は多かったようだが、番組の放映期間中に発売されたグリーンジャンボ宝くじの1等・前後賞合わせて6億円が『JR赤羽東口売場』から飛び出した。早速取材を申し込むと、驚くべき事実が発覚した。

「この売り場の運営会社社長の山田一秀と申します。今回の6億円は、“山田”つながりで山田孝之さんが当せんを運んできてくれたんですよ」

 同売り場は山田さんの祖父が開業し、1986年に父が2代目を引き継いだ。その後、病を患った父に代わり、2008年に山田さんが3代目となった。

「私が社長を引き継いだ2008年に、ドリームジャンボとサマージャンボで、ともに1等・前後賞合わせて3億円が当たりました。私の人生の節目に高額当せんが出てるんです。長男が誕生した2010年には、年末ジャンボで2等1億円が出ました。

 実は昨年7月、先代の父が亡くなったんですよ。それで“これだけ悲しいことがあったんだし、また当たらないかな”と思ってたんですが、昨年は出なかった。年が変わって今回のグリーンジャンボが当せんしたのは、山田さんのドラマが、父が他界した昨年夏に撮影されたものだと知って、父があえて放送期間まで当せんを遅らせたのかなとも思いましたね」(山田さん)

 同売り場では、ジャンボの発売前日に近所の赤羽八幡神社で当せん祈願を行っているという。八幡の「8」を横倒しにした「∞」のマークが無限大の幸運をもたらすと評判のお守りが人気だ。

 そして、山田さんが宝くじの販売を委託している『赤羽東口太洋売場』にも幸運が舞い込んでいた。

 ロト6で2006年に約2300万円、2011年に約1800万円を出した同売り場で販売員を務める高橋志津江さんと目黒美保さんの双子の姉妹は、偶然同ドラマに出演を果たしている。

「この売り場の3階にある占い師のところに山田孝之さんがやって来たとき、撮影の合間にサインをもらおうとしたんです。そうしたらスタッフが、“サインをしている様子を撮影したい”と声をかけてきて。揃って出演してしまいました(笑い)」(目黒さん)

 今回のグリーンジャンボでは4等10万円が2本と少しトホホな結果だが…。

「“ドラマを見たよ”と、常連でないお客さんから声をかけてもらうこともありましたし、お客さんの数も増えたように感じます。なにより、優しくて素敵な山田さんからすごいパワーをもらえたような気がしますね。次のドリームジャンボでは、そのパワーを高額当せんに結びつけますよ!」(高橋さん)

※女性セブン2015年4月23日号

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