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ほうれい線対策にお勧め「顔ヨガ」 注意点とそのやり方を紹介

ほうれい線対策に効果がある「亀のしあわせ」

 現在、話題沸騰中なのが「顔ヨガ」だ。鏡を見ながら道具は何も使わずに顔の表情筋を鍛えるというこのエクササイズ。ほうれい線対策について、1週間で効果が出るという即効性も人気の秘密だ。フェイシャルヨガ講師の間々田佳子さんは言う。

「ヨガの呼吸法やゆっくりした動きを取り入れることで、筋肉を刺激し、血行、リンパの流れ、新陳代謝を促進させます。体を鍛えるヨガと違い『表情を作る』だけなので誰にでもできます」(間々田さん、以下「」内同)

 最も効果的なのは、起床時と就寝時だという。

「朝起きた時、表情筋を動かして顔のむくみをリセットしましょう。また寝る前に行うことで、一日の顔の疲れを解消できます」

 何より嬉しいのがその即効性だ。

「私の『顔ヨガ』教室では、2日目から効果が出る生徒さんもいます。最初は顔の筋肉がなかなか動かないかもしれません。表情筋を意識しながら行ってください。1週間続ければ効果が出てきます」

 気をつけなければならないのは、「呼吸を止めて行うことはNG」ということ。

「基本的に鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸をしながら行ってください。顔ヨガは筋肉に酸素を取り込まないと効果は期待できません。また日焼け後もやってはいけません。炎症を起こしている皮膚を刺激してしまうので、さらに傷つけてしまいます」

 とはいえ、顔を動かしているとしわになってしまうのではないかと、心配にもなってくるが…。

「顔の筋肉は頻繁に動かしたほうが弾力がつき、しわが残りにくくなります。動かせば動かすほどしわが濃くて深くなるというイメージを持っているかたがいますが、それは間違いです」

 今回は、ほうれい線対策に効果がある「亀のしあわせ」というエクササイズを紹介する。

「頬の筋肉を支えているのが口の筋肉『口輪筋』です。口輪筋がゆるむと土台がゆるんでしまい、たるみの原因となります。ほうれい線を撃退するためには、口元を引き締めることが重要です。このエクササイズは口元をキュッと引き締めて口角を上げる効果があります」

【1】下唇を上唇にかぶせて口角をキュッと上げる。
【2】あごを上げて首を真上に伸ばす。目線は少し上を見るイメージで10秒キープ。
【3】顔を元に戻してリラックス。
注意:口角を下げてしまうと効果がなくなる。

※女性セブン2015年4月23日号

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