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利用者6割高齢者のセブンイレブンの宅食 病院で勧める例も

 食品から、日用品、雑誌、お酒までなんでも揃い、24時間開いている。そんな“便利の王様”であるコンビニエンスストアだが、最近は高齢者を主要ターゲットにしたサービスも増えている。

 コンビニ業界最大手のセブン-イレブンは宅食サービス「セブンミール」を展開している。高齢者層や買い物に不便を感じている人、健康管理に気をつけている人をターゲットに、日替わり弁当(510円)や日替わり総菜セット(510円)などを中心に届けている。客はそれらをカタログから選んで注文する。

 その際、実店舗で販売されている商品を一緒に届けてもらうことも可能だ。全国約1万7500店舗のうち、実施店舗は全体の約8割にのぼる。

「開始したのは2000年ですが、2011年にサービスを一新し、500円以上お買い上げの場合、送料無料とさせていただいています。約1000点のアイテムをカタログから注文できて、日替わりのお弁当やお総菜だけでなく、重いお米やペットボトル飲料なども人気があります。前日の朝10時半までにネット、電話、FAX、店頭で注文していただければ、翌日の昼、または夕方便でお届けします。店頭での受け取りも可能です」(セブン&アイ・ホールディングス広報センター)

 利用者の6割を占めるのが60才以上の高齢者。評判は上々で利用者は徐々に増えているという。

「お住まいの近隣店舗からお届けにあがるので、『顔を知っている店員さんが配送してくれるから安心する』と言っていただくことが多いです。現在は行政と協定を結び、お届けした際に異変があれば行政窓口、地域包括支援センターと連携して対応するなどのサポートも強化しています」(同前)

 また、食事の献立は管理栄養士が監修しているので健康面でも安心だ。特に塩分やカロリーを気にしている高齢者に喜ばれ、なかには「病院で勧められた」という声もあるという。

※女性セブン2015年5月7日号

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