芸能

スイカップ古瀬絵理 「惜しみなく出せ」の助言で吹っ切れた

古瀬絵理さん「男性の胸から目線は慣れっこです」

 NHK山形放送局のキャスター時代から「推定Hカップ」の豊満なバストが話題となり、“スイカップ”の異名を取った古瀬絵理さん。現在はフリーアナウンサーとしてテレビのバラエティや旅番組でも活躍中だが、いつまでも胸ばかりが注目されることには抵抗があったという。

 そんな古瀬さんが自らの胸を売りにグラビアや写真集を出すまでに至った経緯とは何か。今だから話せる「スイカップ騒動」を振り返ってもらった。

 * * *
――スイカップというニックネームが浸透したのは2003年ごろでしたよね。

古瀬:そうですね。ちょうど元フジテレビの高島彩さんなどが人気となった「第二次女子アナブーム」の時代。マスコミの人たちも新たな人材というか“ネタ”を探していたんでしょうね(笑い)。そんなとき、ネットに「山形のNHKに童顔で胸が大きな女子アナがいる」と書き込まれたのが広がって、スポーツ新聞や週刊誌に狙われることになりました。

――最初はどう思いましたか。

古瀬:NHKに入って最初の年は真面目にニュースを読んでいたので、本職以外で注目されることには戸惑いました。しかも、ウチの家系は母親も祖母もみんな胸が大きく遺伝なんです。だから、取り立てて家の中で「この子は胸が大きいから……」と話題になることもありませんでしたしね。

 もちろん、中学生の体育会でブルマーと白いTシャツ姿になったときに、「ほらあの子、すごく胸が大きいよ」と先輩の声が聞こえてきたり、たまたま教室にあった拡声器で「古瀬さんは胸が大きい!」と言われたりしたことはありましたが。

――コンプレックスを抱えていた時期もあったのですね。

古瀬:心のどこかで「胸が大きくていい事なんて何もないな」と思っていました。私の場合は度を越して大きいので服を選ぶのが難しいですしね。その代わり、この胸があるおかげでドレスなど露出の激しい服がカッコよく着られるということに、大人になってから気付きました。

――初対面の男性からは、必ず“胸から目線”が来るんじゃないですか?

古瀬:はい、絶対に顔より先に胸に視線がきます! でも、もう慣れっこです(笑い)。

――東京で活躍する少し前には、サッカーJ2モンテディオ山形の監督だった柱谷幸一氏との不倫疑惑が報じられました。

古瀬:柱谷さんとは本当に仲が良かっただけ。私は男女の友情は存在すると思っていたので、男性の友達にも平気で連絡も取り合いますしね。でも、既婚者が相手なのに、少し軽率だったかもしれないなと思い反省しました。

 その後、事実と違うことも書かれて、大物でもないのにカメラマンに追われて人間不信になった時期がありました。そのせいもあって、テレビ番組でいろんなタレントさんとご一緒させていただく機会が増えたいまでも同業者や有名人の知り合いはほとんどいません。

――東京では女子アナたちから嫉妬されたこともあったのでは?

古瀬:女子アナと呼ばれる人は全国にたくさんいますが、厳しい視線を送られたこともあります。「ふーん、この程度?」って露骨な感じで。特に地方から出てきた人たちは上昇志向が強い人たちが多いのか、怖いですよ。私の場合は先にスイカップが出てしまっただけで、べつに有名になりたいという志向もなかったのに……。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン