芸能
2015.05.25 07:00 週刊ポスト
能年玲奈の厳しい言葉に悩んだ担当マネ 昨春長期休養していた
テレビから受ける能年のイメージからはほど遠い証言だが、あまちゃん終了後もその傾向は続いたという。
能年の感情の起伏が大きくなりやすいキーワードが「先生」だった。A子さんが話す。
「『あまちゃん』終了後、能年さんは現場に演技アドバイザーを連れて行きたいと事務所に要望したんです。Xさんが、撮影現場に部外者を連れ込むべきではないと彼女に電話でいったら、“なんでダメなんだ? 先生をバカにしないで!”と大声でまくし立てられたそうです。決して『先生』をバカにしているわけではないのに数分間も電話口で怒鳴られたそうです」
この「先生」とは、もともと事務所と契約していた演技指導者で「魅力開発トレーナー」の肩書きを持つ滝沢充子氏(現在は能年が今年1月に設立した会社「三毛andカリントウ」の役員に名を連ねている)。能年自身も取り乱したことは反省したようで、謝罪してきたという。
「Xさんに大声を出したあとは、電話やメールで“さっきはすみません”と謝るのが常だったそうです。自分をコントロールできなくなっていたのでしょうか。
ただ、それで関係修復とはならず、すぐにまたメールで“あなたは私の恩師をバカにする時は生き生きしていますね”“次に私の恩師をバカにしたら許しません。怒りで仕事どころじゃなくなる”などと逆にヒートアップするときもあったそうです。
鎮めようのない怒りの電話が深夜まで続くこともたびたびあって、Xさんは精神的に参ってしまったのです」(A子さん)
芸能界では、アクの強い芸能人が事務所に対して自身の考えを強く主張するのは珍しいことではない。それに対してうまくマネジメントするのも事務所の役割だ。
能年の場合も、事務所に自分の考えを主張しただけだったなら、言い方はともかく必ずしも間違った行動ではない。若くして突然スターダムにのしあがっただけに、事務所のバックアップ態勢や役割を理解できずに、「業界の大人たち」に向かって「なぜ私のことをわかってくれないのか」という思いもあったのかもしれない。
ただし、事務所ではX女史だけではなく、直接、撮影の場に立ち会う現場マネージャーも疲労困憊していたようなのだ。その結果、たびたび担当が代わった。能年はそれに対しても不信感を抱いたのかもしれない。
※週刊ポスト2015年6月5日号
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