3つ目の「U型」をホメるのは、けっして容易ではありませんが、それだけにやりがいがあります。ホメるつもりで「〇〇ちゃんの谷間は威圧感がなくていいよね」なんて言ったら、間違いなく怒られるでしょう。控え目な谷間だからこそ、雄大さやロマンを感じさせる言い方がオススメ。
「阿蘇の草千里のような、緑におおわれた高原に映えそうな絶妙の谷間だね」
「いっしょにモンマルトルの丘を歩いてみたくなる、そんな谷間だなあ」
あるいは、「最近、幾何学に凝ってるんだけど」と前置きしつつ、「美しい谷間だなあ。まるでスプライン曲線のようだ」なんて言ってみるのも一興。きっとよくわからないなりに、いい気持ちになってくれるはず。なぜ「スプライン曲線」なのかや、それはどういう曲線なのかは、気にしないでください。響きがいいので適当に選ばせてもらいました。
たとえ、こうしたホメ言葉を口にする勇気はなくても、常に「I型」「Y型」「U型」の3つの分類を意識するだけでも、谷間の魅力をより深く味わえます。頭の中で妄想するだけなら、服で隠れた谷間を勝手に分類してもかまいません。さあ、もっともっと谷間に飛び込みましょう。2015年の夏は、ひと味違う楽しい夏になりそうですね。