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ドンキで中国人店員が客をボコボコに 打撲で全治10日の診断

 3月31日の夜9時頃、ディスカウント量販店「ドン・キホーテ」八王子駅前店の3階のおもちゃ売り場は突如、修羅場と化した。
 
 幼い子供連れの30代男性が商品の代金を支払おうとしたところ、レジの中国人店員と口論が始まった。それだけであれば些細なトラブルだが、店員は男性の顔を殴りつけた。さらにレジカウンターを乗り越えて男性を突き飛ばしたのである。目撃者の一人が語る。
 
「店員はうつぶせに倒れた男性に馬乗りになって、頭や背中を数十発殴り続けていました。周りにいた他のお客さんたちはあまりの出来事に唖然として、誰も手出しできない状況でした」
 
 ミニ四駆のサーキットなどが配されたおもちゃ売り場のフロアで、突然客が店員にボコボコにされたのだから、周りが驚くのは当然だ。男性が連れていた幼児も、怯えたまま呆然と立ち尽くしていたという。
 
 数分後にようやく別の店員が中国人店員を引き離したが、それまで男性は殴られ続けた。引き離された後、男性が「この野郎!」などと叫ぶと、店員も「今なんていった!」と言い返し、「子供のおもちゃ売り場とは思えない惨状」(前出の目撃者)になっていた。
 
 その後、通報を受けて八王子署から警察官が現場に駆けつけた。捜査関係者が明かす。
 
「店舗の防犯カメラに一部始終が映っていた。レジにいた中国人店員は殴りかかる前から不機嫌な様子で、殴られた男性は子供のために仮面ライダーのグッズを買うところだった。店員が子供から渡されたおもちゃのバーコードを通した後、商品をレジ台に投げつけるように乱暴に置いた。

 粗末に扱われたことに腹を立てた男性が謝罪を要求したところ、ふて腐れた態度で目も合わせなかったため店員の服を掴んで自分のほうを向かせた。すると店員が激高して、あとは一方的に殴り続けた」

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