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酒は百薬の長 二日酔いにならない程度なら免疫力アップも

「酒は百薬の長」という言葉もあるが、本当なのだろうか? お酒は体に悪くないのだろうか?

 順天堂大学医学部免疫学特任教授で免疫学の第一人者、奥村康さんは、こう説明する。

「長寿で有名になった鹿児島県の泉重千代さんは黒糖焼酎のお湯割りを毎日飲んでいたなど、長寿の人ほどお酒を好まれる傾向が。お酒にはリラックス効果があるため、二日酔いにならない程度の飲酒は免疫力アップにも効果的。無理な禁酒でストレスをためるなら、適度にお酒を楽しむことをおすすめします」

 とはいえ、気になるのがお酒のカロリー。AGE牧田クリニック院長で糖尿病の専門医である牧田善二さんはこう話す。

「お酒は高カロリーですが、体内ですぐに燃やされるので、太りにくい。ただしビールは糖質が多いので、体重や血糖値が気になる方は、注意が必要です」

※女性セブン2015年6月25日号

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