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性愛研究家女性が解説 シニア男性が身につけるべき口説き術

 男性という生き物は、いくつになっても若い女性と付き合いたいという願望を持ってしまうもの。しかし、どのように若い女性にアプローチすれば良いのか? 23年間で2万人超の男性を虜にした伝説の風俗嬢で、女性が求める性愛も研究するカウンセラー・愛花氏が、シニア男性が身につけるべき「口説き」の技法をアドバイスする。

 シニアには余裕のある振る舞いが求められると愛花氏は言う。

「シニアがモテるのは、ガツガツしていないから。性欲を満たすだけの対象として見ているわけではないんだと、女性に伝わるようにしましょう」(愛花氏・以下「」内同)

 レストラン選びもこの視点が重要だ。

「若い女性がシニア男性と食事する利点は、普段は行けない高級なお店にスマートに連れて行ってもらえることです」

 食事の後はバーへ。“そんなガラじゃない”と思う向きは少なくないかもしれないが、愛花氏はホテルの最上階の店を勧める。

「その後の流れがスムーズに運びやすいからです。バーに入るときは背中や腰をそっと押してエスコートしてください。何気ない触れ合いで、女性は相手を男性として意識して、セックスへの意欲も湧いてきます」

 隣の席に座ったら、折を見てまた軽く触れる。

「『きれいなネイルだね』とか、褒めながら爪や指を触ってみてください」

 口説くときは、ストレートな言葉が響くと愛花さんは語る。

「『君を抱きたい』と正直な気持ちをぶつけてください。部屋の確保はOKが出てからでいい。事前に予約してあると、『やっぱりカラダ目当てなのか』と思わせてしまいます。あくまで主導権は女性にあると心得てください」

 部屋に入っても心の余裕は忘れずに。愛花さんはルームサービスを注文することを提案する。

「『何か飲もうか?』と勧めることで、一緒にいる時間を楽しみたいんだなと女性は受け止めます。数百円のコーヒーでもとても喜ぶはずです」

 飲み物の到着を待つ間に、さりげなく浴槽へお湯を溜める。このときも「先に入る?」と、あくまで選択権を女性に持たせることを忘れずに。女性の入浴中に部屋の照明を落としておくのも大切な気配りだ。

※週刊ポスト2015年7月31日号

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