○(日)6月経常収支 10日(月)午前8時50分発表
・予想は+7859億円
参考となる5月実績は+1兆8809億円。第1次所得収支は5月として過去最大を記録した。原油安で輸入額が大幅に減少し、5月貿易赤字は前年同月比で大幅に縮小。第一次所得収支は6月も高水準の黒字を計上する見込みであり、経常黒字額は市場予想をやや上回る可能性がある。
○(米)7月労働市場情勢指数 10日(月)午後11時発表
・6月実績は+0.8
参考となる6月実績は、+0.8。労働参加率は伸び悩んでいるが、労働市場の緩やかな改善は続いている。7月雇用統計が6月並みの内容であれば、7月実績もプラスになる可能性が高い。6月実績を上回った場合は9月利上げを後押しする材料になりそうだ。
○(米)7月小売売上高 13日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+0.5%
6月実績は-0.2%で予想外の減少。6月は、ガソリンや電子・家電の売上は増加したが、自動車と自動車部品、服飾は減少。7月については、6月に減少した反動で全体の数字は増加が見込まれている。ただし、自動車販売の大幅な増加は予想されていないため、全体の売上高は市場予想をやや下回る可能性がある。
○(米)8月ミシガン大学消費者信頼感指数 14日(金)午後11時発表
・予想は、93.5
参考となる7月確定値は93.1。労働市場の改善期待はプラス材料になりそうだがが、7月時点で先行きの景況感指数は伸び悩んでおり、8月の数字が大幅に改善する可能性は低いとみられる。
○日米の主な経済指標の発表予定は、12日(水):(日)7月国内企業物価指数、13日(木):(日)6月機械受注、14日(金):(米)7月生産者物価指数、(米)7月鉱工業生産・設備稼働率。
【予想レンジ】
・米ドル/円:121円00銭-126円00銭