ビジネス

賢い株の始め方と裏ワザテクニックを資産アドバイザーが指南

 貯金ではほとんど利息がつかない今の時代、株での資産運用を考えるのも手。魅力的な優待も増えているため、初心者にもぜひチャレンジして欲しいと資産アドバイザーの竹内拓也さんは言う。

「私が初めて購入した株はCDやDVDのレンタルサービスを行う『ゲオホールディングス』。頻繁に利用していたため、優待を使ってわずか半年で3万円分もの得に。まずは自分がよく使うメーカーが株主優待制度を設けているかをチェック。そして、初心者は低価格のものから始めるのがおすすめです」(竹内さん)

 年に2回株主優待の進呈がある銘柄も狙い目だという。

「優待が多いのはうれしいですよね。権利確定日をバラバラにしていくつかの銘柄を買うのもおすすめ。たびたび優待品が送られてくると楽しいものですよ。ただし、期限つきの優待券は使い切るように注意が必要です」(竹内さん)

 また、人気優待の権利確定日直前は、株を買う人が増え、株の値動きが激しくなることがあると、個人投資家の小森美紀さんは語る。

「変動の激しいときに初心者が株を売買するのはリスクがあり、ヘタをするととても高い値で株を買ってしまう恐れも。それを避けるために、権利確定日の1か月前までには、目当ての銘柄を買っておくことをおすすめします」(小森さん)

 権利確定日が9月の銘柄を買うなら、今が仕込みどき!

「この秋さっそく優待を受けたい方は、ぜひ8月中に購入を」(小森さん)

 では「株を始めてみよう」と思ったあなたに、知っていると得をする裏ワザテクを伝授!!

【口座開設で現金GET!】

 証券会社に口座開設するだけで現金がもらえる場合も。「サイト申し込み限定でのキャンペーンもあるので、ネットで調べてから始めるといいですよ」(前出・竹内さん 以下同)。

【長期保有で優待アップ】

 長期で株を保有する株主に、優遇を拡大する企業が増えている。「たとえば『ビックカメラ』は1年以上の保有で優待券額が2倍になります。当初の優待利回りが低くても、長期保有で高くなる株もあるので予めチェックを」。

【家族で優待2倍取り】

 持ち株数と優待額は正比例しないケースが多い。「100株で3000円分の商品券がもらえる優待でも、200株で6000円分もらえるわけではありません。もし200株買うなら、家族2人で100株ずつ買ったほうが、優待が2倍になりお得です」。

※女性セブン2015年8月20・27日号

関連キーワード

トピックス

中居正広氏と被害女性の関係性を理解するうえで重大な“証拠”を独占入手
【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに
週刊ポスト
苦境に立たされているフジの清水賢治社長(左/時事通信フォト)、書類送検された山本賢太アナ(右=フジホームページより)
“オンカジ汚染”のフジテレビに迫る2つの危機 芋づる式に社員が摘発の懸念、モノ言う株主からさらに“ガバナンス不全”追及も
週刊ポスト
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居正広と元フジ女性アナの「メール」全面公開ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居正広と元フジ女性アナの「メール」全面公開ほか
NEWSポストセブン