総選挙をきっかけに政界再編が大きく進むか(時事通信フォト)
1月23日に衆議院は解散し、2月8日投開票の衆議院選挙に向けて動き始めた。総選挙後の日本政界を待ち受ける大再編劇は、何が軸となり、各党の政治家はどう動くのか。
ねじれ解消で自民も立憲も国民も割れる
野党の中道・リベラル勢力は、慌てて結集に動いた。立憲民主党と公明党は急遽、新党「中道改革連合」を旗揚げした。
注目はその中道改革連合が石破茂・前首相など自民党反高市派にも合流を呼びかけていることだ。
共同代表に就任した斉藤鉄夫・公明党代表はBS番組で「自民党のしかるべき方、率直に言えば、石破さんにも我々の考え方は申し上げました」と声をかけたことを明かし、共同代表の野田佳彦・立憲民主党代表も、「中道の存在感が大きくなっていけば、穏健の保守の皆さんとの連携は十分にできる」と語った。政治ジャーナリスト・野上忠興氏はこう指摘する。
「中道改革連合が連携を目指す穏健保守とは、石破氏や岩屋氏、岸田文雄・元首相や林芳正・総務相など急進保守の高市首相と対立する勢力を念頭に置いている。参政党や日本保守党が反高市勢力の自民党からの排除に動いているのに対し、中道改革連合は反高市勢力の受け皿になろうとしている。
総選挙をきっかけに政界が高市首相中心の急進保守勢力と、穏健保守やリベラルを含む中道勢力に大きく分かれ、再編されていく流れが見えてきた」
