芸能

うつみ宮土理が愛川欽也の納骨堂立ち入りを拒否 参拝客困惑

愛川さんの納骨堂へ立ち入り拒否のうつみ宮土理

 東京都心の閑静な住宅地の一角に、建立からまだ10年ほどの新しいお寺がある。このお寺にはどんな宗派の人でも入れる納骨堂があり、お盆の8月15日には、墓参りの参拝客が絶えず訪れていた。

 4月15日に肺がんで亡くなった愛川欽也さん(享年80)の遺骨がこの納骨堂に納められたのは、7月中旬のことだった。しかし、この日、愛川さんのお墓参りに訪れたという知人男性は、肩を落としていた。

「新盆ということもあって、地方からやって来たのですが、住職さんに“愛川さんの納骨堂には入れません”と断られてしまったんです。お堂で集合供養しているということだったので、そこに花をお供えし、手を合わせてきましたが…。中途半端な新盆供養になってしまい、なんだか愛川さんに申し訳ない気持ちです。お墓参りなのに、納骨堂に入れないなんて初めてのことでしたね…」

 この知人によれば、お堂は壁一面に小さな観音像が並んでおり、愛川さんの本名「井川敏明」と刻印されたプレートのすぐ隣の空きスペースには、妻・うつみ宮土理(71才)の本名のプレートがあったという。

 困惑しているのは、この知人男性だけではない。愛川さんを知る芸能関係者が表情を曇らせながらこう話す。

「うつみさん、“自分の許可なしには誰も納骨堂に入れないでください”と、住職さんに強く申し入れているようです。愛川さんの友人や劇団関係者も誰一人として納骨堂に入れない状態で…。入り口で“井川家の”と言うと、そこでシャットアウトされてしまう。新盆だからお参りしたい知人や関係者はたくさんいるんですが、みんなどうしようもないんです。でもうつみさんは何を言われようと、どうしても彼女だけは愛川さんの納骨堂に入れたくないみたいですね…」

 その彼女は、愛川さんの“10年来の愛人”と報じられてきた女優の任漢香(にんかんか、38才)だった。任は2004年に『劇団キンキン塾』に入って以来、愛川さんの寵愛を受け、彼女の入団後に愛川さんが監督を務めた映画は、全て任が主演を務めてきた。

 2007年4月には任の自宅で2夜連続での密会が報じられており、劇団員の間でもふたりの関係は公然のものになっていった。2013年には、愛川さんが任にマンションを買い与えるなど死の間際まで昵懇の仲だった。愛川さんの不倫報道に“あんたカッコいいじゃん”と正妻の余裕をみせていたうつみだったが、内心は穏やかではなかった。

「うつみさんにとって、任さんだけは許せない存在なんです。愛川さんが亡くなったことも任さんには知らせず、葬儀にも、6月に開かれた偲ぶ会にも、彼女だけは呼ばなかったんです。うつみさんは、任さんが愛川さんのお墓参りをすることが、どうしても嫌なのでしょう。自分以外の納骨堂への参拝を禁止したのも、“キンキンはあたしのもの”という、彼女の強い思いの表れだったようです」(前出・芸能関係者)

 兵庫県神戸市に住む任の実父に話を聞くと、こう嘆息した。

「毎年、お盆には帰省して、母親や私の実家のお墓参りに行くんですが、今年は帰ってきていません。まだ愛川さんの死のショックが癒えないんやろね…。愛川さんのお墓参りどころか、娘はお墓の場所さえ知らされていないんです。それに、7月に娘は劇団も追い出されるように辞めました。劇団は今や、うつみさんの物だから、娘も逆らえなかったのかもしれません」

 愛川さんの新盆は、孤独に終わった。

※女性セブン2015年9月3日号

トピックス

お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二。東京地検が不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴したことがわかった
《ジャンポケ斉藤が不同意性交罪で起訴》20代女性との“示談交渉”が決裂した背景…現在は“表舞台に戻れない”と芸能以外の仕事に従事
NEWSポストセブン
亡くなる前日、救急車がマンションに……
《遺骨やお墓の場所もわからない…》萩原健一さん七回忌に実兄は「写真に手をあわせるだけです」明かした“弟との最期の会話”
NEWSポストセブン
3月24日午後4時半すぎに事件は起きた
《高齢ドライバー事故》あんたが轢いたのは人間やで!」直後に一喝された古橋昭彦容疑者(78)は呆然とうなだれた…過去にも「気づいたら事故」と供述【浜松・小学生姉妹死傷】
NEWSポストセブン
試合後はチームメートの元を離れ、別行動をとっていた大谷翔平(写真/アフロ)
【大谷翔平、凱旋帰国の一部始終】チーム拠点の高級ホテルではなく“東京の隠れ家”タワマンに滞在 両親との水入らずの時間を過ごしたか 
女性セブン
「MEDIA IS NOT GOOD」とは、“パンクの女王”と呼ばれたアメリカの詩人でミュージシャンのパティ・スミスが発信したメッセージ
《KAT-TUN解散》亀梨和也の「4万円メッセージ入り白Yシャツ」に込められた“不退転の覚悟”
NEWSポストセブン
いよいよ開幕迫るプロ野球。3年連続最下位の中日ドラゴンズは汚名挽回なるか(*credit)
【日中問題の専門家が語る“中日愛”】名手でもファン投票でオールスター落選…ドラファンならとっくに知っている「民主主義の残酷さ」
NEWSポストセブン
すき家の対応の「マズさ」とは(時事通信フォト、写真は東京都港区の店舗)
「ネズミと虫とはワケが違う」「なぜ公表が2か月後だったのか」すき家で“味噌汁にネズミ混入”、専門家が指摘する「過去の前例」と「対応のマズさ」
NEWSポストセブン
Number_iのメンバーとの“絆”を感じさせた永瀬廉
キンプリ永瀬廉、ライブで登場した“シマエナガ”グッズに込められたNumber_iとの絆 別のグループで活動していても、ともに変わらない「世界へ」という思い 
女性セブン
破局していたことがわかった広瀬(時事通信フォト)
《女優・広瀬すずと交際相手が破局》金色ペアリング熱愛報道も…昨年末に「薬指のリング」は“もうつけない”の異変
NEWSポストセブン
“スーパーサラリーマン清水”と“牛飼”の関係とは──。
成金トクリュウ“牛飼” 斎藤大器容疑者(33)と“スーパーサラリーマン清水” 清水謙行容疑者(49)の“意外な繋がり”「牛飼に近い人物が関西に“点検商法”を持ち込んだ」
NEWSポストセブン
春の園遊会では別の道を歩かれる雅子さまと紀子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA) 
春の園遊会が60年ぶりの大改革 両陛下、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまが3組に分かれ“皇族方の渋滞”を解消、“じっくりご歓談”“待ち時間短縮”の一石二鳥 
女性セブン
プロデューサーとして本作のスタッフィングなどに尽力したシンエイ動画の佐藤大真さん
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』プロデューサーが明かす「王道」を意識した「敵キャラ」の魅力
NEWSポストセブン