国内

SNS不倫 感染症や脅迫、窃盗、殺人の危険あると識者が警鐘

 自殺者も出るなど、不倫サイトの情報流出が騒動となっているが、そもそも不倫にはさまざまな危険がつきまとう。SNSなどを使った主婦の不倫は多い。Aさん(38才)は、千葉県内に夫と4才の息子と3人で暮らしている。広末涼子似のかわいらしい顔立ちだ。昨年末、40代の男性と体の関係を持った。そのきっかけは、大手SNSだった。

「自分のプロフィール欄に写真を掲載していたんです。ある日、知らない男性から個人メッセージが届きました。誰だろう、と最初は無視していたのですが、その人のプロフィール画面を見たら、変な人ではなさそうだったし、既婚者で子供もいたので気軽な気持ちで返信しました」(Aさん・以下「」内同)

 最初はネット上のやりとりだけだったが、そのうち食事に誘われた。

「夫にバレたらヤバいとは思いましたが、興味が勝ってしまって…」

 3度目に会ったときに、男女の関係に。そして、そこから不倫が始まった。

「毎日が平凡だから、そういうのもいいかなと思って…家庭は家庭、それとは別のドキドキ感を味わいたい。たぶんそういう相手がいるから、ストレスをため込まないで済むんだと思います」

 そして、今でも逢瀬を重ねているという。恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみさんが、見知らぬ男性と不倫する危険性を話す。

「SNSですと、まったく知らない男性と知り合います。サラリーマンと名乗っていても、本当かどうかはわかりません。嘘をついているかもしれない。情事の様子を携帯電話のカメラ機能で撮られたり、録音されたりして、脅迫される危険があります。また、ネットで流されてしまうかもしれない。

 さらに、感染症がうつるかもしれません。金品を盗まれるかもしれないし、大きくいうと、命を取られることにもなりかねません」

※女性セブン2015年9月17日号

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