長い人では9連休もあるシルバーウイーク、どんなふうに過ごしているだろうか。特に特別なことはしていないというあなた。読書の秋ともいうし、プロが進めるマンガを読んで過ごしてみませんか?
2005年から毎年末、その年、最もおもしろかったマンガを書店員や芸能人、評論家などへのアンケートにもとづき、ランキング形式で紹介する『このマンガがすごい!』。このほか同編集部が運営するマンガ情報サイト「このマンガがすごい!WEB」は6月に開設1周年を迎え、アクセス数が、開設当初の8倍になるなど注目されている。
その『このマンガがすごい!』編集長・薗部真一さんが選んだ女性向けの5作品を紹介する。
・『大奥』(現在12巻)よしながふみ/ 白泉社
男女逆転した「大奥」の物語。大きな謎がちょうどひと段落ついた今が、読みごろだ。
・『海街diary』(現在6巻)吉田秋生/小学館
鎌倉で暮らす四姉妹の物語。今年6月には、『そして父になる』の、是枝裕和監督による映画化も話題になった。
・『俺物語!!』(現在9巻)アルコ、河原和音/集英社
ゴリラのような容姿の猛男と天然女子・大和の純愛物語。10月31日から映画が公開される。
・『親なるもの 断崖』(全2巻)曽根富美子/宙出版
戦前の女郎部屋に売られた女たちの愛憎・執着・幸福への渇望が描かれる。
・『ベルサイユのばら』(現在12巻)池田理代子/集英社
昨年、なんと40年ぶりに続編となる新刊が発売。今年7月にも最新刊が発売された。
※女性セブン2015年10月3日号