○(米)9月ADP雇用統計 9月30日(水)午後9時15分発表予定
・予想は、+18.8万人
参考となる8月実績は+19万人。雇用情勢はゆるやかに改善しており、9月中の新規失業保険申請件数の推移を参考にすると、9月は8月実績並みの雇用増が予想される。エネルギー業界を除いて雇用の伸びはまずまず順調であり、市場予想は妥当な水準か。
○(日)7-9月期日銀短観 10月1日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、大企業製造業DIは13、大企業非製造業DIは10
参考となる6月調査では大企業製造業が+15で3ポイント改善。個人消費の底入れ感
が広がり業況感を押し上げた。9月調査では企業収益の改善は期待できないことや個
人消費の伸び悩みが予想されることから、DIはやや悪化する見込み。
○(米)9月ISM製造業景況指数 10月1日(木)午後11時発表予定
・予想は、50.6
参考となる8月実績は51.1に低下した。新規受注や価格指数が低下したことが要因。9月については、新規受注や価格指数の伸びが期待できないことから、さらに低下する可能性がある。
○(米)9月雇用統計 10月2日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人、失業率は5.1%
参考となる8月実績は、非農業部門雇用者数が+17.3万人、失業率は5.1%に低下した。失業率の低下は労働力人口が縮小していることが要因。9月については、9月中旬の新規失業保険申請件数が減少していることから、非農業部門雇用者数は8月実績をやや上回る見込み。失業率は8月と同じ5.1%になると予想される。
○日米の主な経済指標の発表予定は、28日(月):(米)8月コアPCE、29日(火):(米)7月S&Pケース・シラー総合20、(米)9月消費者信頼感指数、30日(日)8月鉱工業生産指数、10月2日(金):(日)8月失業率
【予想レンジ】
・米ドル/円:118円50銭-123円50銭