国内

美肌にいいと話題のカツオの心臓「ちちこ」串焼き2千本即完売

カツオの心臓「ちちこ」は地元高知ではお馴染み

 最近、注目の美肌成分・エラスチンは、肌のハリを保つのに重要な弾力線維。牛や豚などの哺乳類や魚にも多く含まれ、中でもカツオには豊富。もちろん皮や身などにも含まれているが、特に心臓には多くあるという。

 そこで、カツオの消費量全国1位の高知県へ飛び、話を聞いた。中土佐町商工会会長の川島昭代司さんはこう話す。

「高知県の食卓にカツオは欠かせません。高知ではカツオの心臓を『ちちこ』と呼んで、漁師の家では昔から普通に食べていました。最近は、美肌にいいと人気が高くなり、地元の祭りでちちこの串焼きを2000本以上用意しましたが、あっという間に売り切れてしまいました」

 カツオの漁師町として有名な中土佐町で鮮魚店を営む田中節子さんは、今年で81才になるが今でも現役で店に立っている。「子供の頃から、ちちこを食べている」といい、81才とは思えないほど元気で、肌にもハリがある。

 日焼けしやすい海の近くに住んでいるにもかかわらず、町を歩く女性には美肌美人が目立つ。ハリのある若々しさが目を引いた佐伯真紀さん(43才)に声をかけると、「親戚が漁師なので、毎日のようにカツオを食べています。ちちこも子供の頃から食べていますよ」と教えてくれた。

 また、町のスーパーを覗いてみると、鮮魚売場にはカツオの切り身だけでなく、生のちちこも並んでいた。やはり高知の人々にとって、ちちこは元気と美肌の素なのだ!

※女性セブン2015年10月8日号

関連キーワード

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト