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明大ラグビー部「前へ」に心酔男 ガラ空き映画館で一番前へ

2015.10.03 07:00

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せてきたのは、ご主人(51歳)が薬品メーカー勤務の奥様(49歳)。ご主人はラグビーのファンだそうです。  * * *  イ

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せてきたのは、ご主人(51歳)が薬品メーカー勤務の奥様(49歳)。ご主人はラグビーのファンだそうです。

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 インドアの主人ですが、ラグビーには憧れがあるみたいです。普通は観戦に行くんですが、「試合のビデオを家で好きな時に見る。これがいいんだ。いいプレーは何回もリピートして見られるしな」。

 困るのは家族も巻き込むこと。ドラマを見たいのに、「そんな絵空事の物語より、元日本代表・大畑大介のリアルな独走トライだろ! 編集してまとめてあるから、皆でビデオ観戦だ」。

 選手だけじゃなく、明治大学ラグビー部の伝説的名監督、北島忠治さんのことも大好きで、彼の「前へ」という言葉を我が家の家訓にしています。「前向きに」という意味では、息子たちにも教育上よかったんですが、何でも「前へ」はやり過ぎです。

 家族で映画を見に行った時、席はガラガラなのに「一番前の席にしてください」。近過ぎて、上向きの姿勢なので首が痛くなります。私たちは空いてる後部座席に座り直したものの、主人はそのまま。でも我慢できないのか、私の所に来て「先に出るよ」。「首が痛いの?」「違う!『前へ』だよ。上映終了前に出るんだ」。素直になって私の横に座ったら?

※週刊ポスト2015年10月9日号

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