佐藤輝明とはいえ“主力”で起用されるとは限らない
いよいよWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開幕が3月5日に迫る。侍ジャパンは大谷翔平(ドジャース)らメジャー組に加え、昨シーズン結果を残した国内組が招集されてメンバーが出揃ってきた。ただ、その陣容からは昨年、セ・リーグを制した藤川阪神にとっての不安要素が浮かび上がってくる。【前後編の前編】
阪神の4人はいずれもWBC初出場
連覇が期待されるWBC日本代表。2025年のうちに発表された大谷翔平(ドジャース)ら投手陣8人に続き、1月16日に牧秀悟(DeNA)ら国内組の野手を中心に11人が追加発表された。
残る11人は1月中に発表予定とされ、「投手は山本由伸(ドジャース)、今永昇太(カブス)ら、野手は村上宗隆(Wソックス)、岡本和真(ブルージェイズ)らメジャー組が中心になる」(スポーツ紙デスク)と見られる。
大谷をはじめメジャー組が目立つなか、国内組は選出球団に偏りがある。
2025年日本一のソフトバンクから4人(牧原大成、近藤健介、周東佑京、松本裕樹)、セを制した阪神からも4人が選ばれた。セは他にDeNA、巨人から各1人で、他の3球団の選手はいない。
阪神の4人はいずれもWBC初出場。昨季、打点と本塁打の二冠でリーグMVPに輝いた主砲の佐藤輝明、ベストナインに選ばれた外野手の森下翔太、捕手の坂本誠志郎、中継ぎ・抑えで公式戦連続無失点記録を継続した石井大智が選ばれている。
2025年シーズンのリーグ独走を支えた選手たちだが、代表では“主力”で起用されるとは限らない。
「在阪スポーツ紙にはサトテルを『4番・サード』とする予想もあるが、現実的には控えが濃厚。本職のサードは村上と岡本が出れば埋まるし、外野ができるといっても鈴木誠也(カブス)や吉田正尚(Rソックス)が入れば、残り1枠は近藤でしょう。DHにはもちろん大谷がいます」(在京球団スコアラー)
