スポーツ
2015.10.06 07:00 週刊ポスト
阪神監督 金本氏の名が浮上する前は岡田彰布氏が有力だった
プロ野球シーズンも終わりが見え、いよいよストーブリーグの季節が近づいた。まず阪神がペナント最終盤、ストーブリーグ開始の号砲を鳴らすことになった。8月に続投報道が出ていたはずの和田豊監督はあえなく解任。風向きを変えたのは9月末の中村勝広GMの急死だった。
「もともと和田監督は1年契約。球団創設80周年の今年は10年ぶりのリーグ優勝が続投条件といわれていた。中村GMは同じ千葉出身の和田監督をかわいがっていたから、存命なら“混セ”で最後まで優勝を争ったとして首だけは繋がったかもしれないが、後ろ盾を失ってしまい一気に更迭に傾いた」(阪神担当記者)
そこへ急浮上したのが、“アニキ”こと金本知憲氏の名前だった。
「人気選手だった金本氏を指導者として迎える考えは当初から球団にあった。今回、和田監督解任に合わせて思い切って監督を打診したところ反応が悪くなく、急遽候補になったと聞く。経験がないため、広島時代の同僚で、巨人でコーチ経験がある西山秀二氏をヘッド格に迎えることなどが就任の条件。和田カラーの払拭を望んでいるようだ。
金本氏は現役中にトレーニング施設の充実や、裏方の待遇改善に尽力したこともあり、球団関係者の間では評価も高い」(同前)
だが実は、当初球団が考えていた後任監督は金本氏ではなかったという。
「本当は実績のある岡田彰布監督が有力視されていた。昨年、平田勝男・二軍監督をヘッドコーチに上げ、高代延博コーチを抜擢したのは、岡田監督擁立に向けた人事だった。それぞれ過去に阪神、オリックスで岡田監督をヘッドとして支えたことのある腹心だからね」(阪神OB)
※週刊ポスト2015年10月16・23日号
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