友近:自分で言うのも何なんですけど、すっごい私と似ているところがあると思うんですよ。「私がやらなきゃ誰がやるんや」とか、「ここで引いてどうすんの、泣き寝入りなんてできまへんやろ」みたいな性格なんですけど、私も常にそうで(笑い)。
あさも私も、みんなが「これ言うたら嫌がられるよな」ってことも、「いや言わんと道は開けんやんか」みたいな精神でいつもやっているから、とてもかぶるところがあるんですよね。「こんな幕末にこういう女の人がいたんや! ほんまにパイオニアやな!」と思って見ています。共感する部分もたくさんあります。
──たとえば恋愛の面で似ているところは?
友近:あさは、男勝りなことをするのに、恋愛になると急にウブな感じになって、そこがすごくかわいいんですけど、私はどうやろな(笑い)。でもまあ、素直にお茶目な部分を出すところは似てるかもしれないですね。
──ちなみに、撮影現場の雰囲気はどうですか?
友近:すごく楽しいです。出演者のみんなでご飯食べに行ったり、玉木宏さんや波瑠ちゃんがみんなにどっきり仕掛けたりとか。ゴムのゴキブリのおもちゃみたいなのを手に隠し持って、パッと開いたりとか(笑い)。
──すごく和やかそうな雰囲気ですね。
友近:ドラマの現場って、こういうことをするんだってちょっとびっくりしたんですけどね。バラエティーの現場って、意外と収録が終わるとそれぞれ「お疲れ様でした」ってサラッと帰っていくことも多いので。でも、ドラマの現場はずっとみんな一緒にいるから、ファミリー感があって、ほのぼのとするんですよ。そういう雰囲気もなんとなく感じていただけたら嬉しいですね。