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父娘の混浴 日本では歴史的にアリだが欧米では性的虐待扱い

 10月13日に放送された「マツコの知らない世界」(TBS系)で紹介された「温泉好きの父娘」が、意外な論争を呼んでいる。これまで2000か所以上の温泉を回ってきた2人は、全国の秘湯や温泉グルメを紹介しているのだが、視聴者が食い付いたのはそこではなかった。
 
 22歳の娘とその父親は、混浴可能な温泉の場合、2人で混浴しているというのだ。番組内では、もちろんバスタオルを巻いているものの、父と娘が実際に混浴している様子が映し出された。
 
 ネットでは、この様子が大変な話題となっている。ツイッターでは、「この親子良いな。ホント仲良さそう」「羨まし過ぎるんだけど」「かなり綺麗な娘と混浴し続けられるなんて理想の生き方じゃないか!」などの声が相次いだ。
 
 マツコは、「お父さんは幸せだろうけどさ~」といいながら、「2人で入っちゃうの平気?」と娘に疑いの目を向ける。だが娘は「平気です!」とあっけらかんとしていた。
 
 実は家庭での入浴においても、父と娘の混浴は“高齢化”している。朝日新聞デジタル(MOM’S STAND)が子育て世代に向けて行なった読者アンケートでは、「親とのお風呂、いつ卒業?」という質問に、父と娘の場合、「小学校高学年まで」が29%、「低学年まで」が20%と回答。ここまでは妥当な結果だが、意外なことに「中学まで」が16%、さらに「19歳以降も」と回答した人が17%もいたのだ。
 
 芸能人でも、関根麻里が中学まで父の関根勤と一緒に風呂に入っていて、「いまでも入れる」と公言している。娘が思春期を迎えても一緒に風呂に入る父親は、案外多いのである。
 
 株式会社バスクリン広報でお風呂博士として知られる石川泰弘氏は、父娘の混浴は「日本では歴史的にみてもアリ」だという。
 
「日本には昔から混浴文化があるんです。江戸時代の銭湯は混浴でした。多くの家族が一緒に入っていて、入浴後は家族やご近所さんとコミュニケーションをとっていました」

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