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2015.11.14 07:00  週刊ポスト

吉本新喜劇 空席が目立った80年代は若手とベテランの間に壁も

吉田裕は「乳首ドリル」で人気沸騰中(中央)

 1959年、大阪・梅田に演芸場がオープンしたのを機に「吉本ヴァラエティ」として始まった吉本新喜劇は、1962年に現在の名称に正式変更し、今年で56年を迎えた。舞台はなんばグランド花月(NGK)である。

 過去を振り返ると、1970年代には花紀京や岡八郎らが座長を務め、劇場は連日笑いに包まれていた。しかし、1980年代後半にマンネリが囁かれて、約900人収容できる劇場で空席が目立つようになり、新喜劇の廃止も検討されたこともある。

「その頃はベテランと若手の間に壁があって、ギクシャクした雰囲気でした。若手は今田耕司や東野幸治が参加し始めた頃だったなあ。僕も座長を務めることになって、若手とベテランを飲みに誘ったりしながら、新喜劇を盛り上げようと力を合わせていきました」(池乃めだか)

 そして、現在も座長を務める内場勝則や辻本茂雄といったニューリーダーが育ち、新喜劇の人気に再び火がつく。

 56年間演じ続けるのは人情ドラマ。古き良き伝統を守りながらも、昨年座長に就任したすっちーと吉田裕がコンビで繰り出すギャグ「乳首ドリル」がブレイクするなど、時代とともに常に新たなギャグや看板俳優が誕生し続けている。

撮影■久保博司

※週刊ポスト2015年11月20日号

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