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「了解しました」「嫁」は日常生活で使用OK? それともNG?

 11月22日に行われた大阪府知事選の投票所で、47才の会社員の男性が、70代男性に暴行を加えたとして逮捕された。投票を終えた会社員に「ご苦労さんです」と声をかけたところ、「ご苦労さんという言葉は、目上の者に使う言葉ではない」などと言って激高したという。

 言葉は生き物。時代やシーンによって、変わっていく。日常生活でOKと思っていたもののなかにも、実はNGな言い回しがある。今年7月にはタモリが「お疲れ様」についても「“お疲れ様”は本来、目上の者が目下のものにかける言葉」などと発言して話題にもなった通り、日常使用してOKかNGなのかわかりにくくなっているのだ。今回の事件で取り沙汰された「ご苦労さん」だけでなく、実はNGとされる言葉にはどんなものがあるのだろうか?

◆了解しました

 LINEスタンプやメールでも、何かと使い勝手のいい「了解」。しかし多用を避けるべきとの見方もあると語るのは、『正しい日本語の使い方』(エイ出版社)などの著書がある予備校講師で作家の吉田裕子さんだ。

「“了解には敬語の意味が含まれていない”とよく言われますが、実は“理解して承知する”というのが本来の意味。目上の人に対して使っても、支障はないはずです。

 しかし最近はテレビや雑誌で日本語の特集が組まれる機会が増え、“了解しましたは失礼にあたる”と取り上げられるケースが多いんです。本当の意味は間違っていないとしても“テレビで使っちゃダメと言っていた”と人から人へ伝達され、避けたほうがいいと思っている人が増えたというのが現状ですね」

 マナーコンサルタントの西出ひろ子さんは、ビジネスシーンでは「了解は使わないほうが無難」と言う。

「“わかりました”という言葉も同様ですが、自己中心的な印象を与えがちなので使用しないほうがベター。やわらかく“かしこまりました”と言うのが正解です。特にビジネスでは、相手を立てる姿勢が大切なんです」

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