芸能

吉田栄作など「戻り鮭イケメンの当たり年に」と評論家予測

「戻り鮭イケメン」として注目の吉田栄作

 2016年は、復活した俳優たちが活躍する――。イケメン評論家の沖直実さんによれば、今年は「戻り鮭イケメンの当たり年になりそう」なのだという。沖さんの言う、“戻り鮭イケメン”とは…?

「イケメン俳優は20代で表舞台に立ち、30代で壁にぶつかりがちです。若くてカッコイイだけでは通用しなくなるし、かと言ってパパ役などを演じるには若い。俳優としての転換期で露出が減りがちですが、海で栄養を蓄えた鮭が川にのぼってくるかのように、演技力や渋味を増してまた表舞台に舞い戻ってくる人もいます。それがまさしく“戻り鮭イケメン”。若い頃とはまた違った、存在感のある演技を見せてくれます」(沖直実さん、以下同)

 確かに3年くらい前から、かつてのイケメン俳優に復活の兆しが見え始めている。その一番手と言えるのは、『八重の桜』(NHK)で注目された西島秀俊(44)だろうか。

 今年も新年早々、大物の復活が話題になっている。吉田栄作(47)だ。1月12日スタートの新ドラマ『愛おしくて』(NHK)は、吉田にとって11年ぶりの恋愛ドラマとなる。

「年末に離婚を発表したばかりの吉田栄作さんは、心機一転、このドラマで役者として一皮むけた新しい姿を見せてくれると思います。昨年12月にアコースティックライブを開きましたが、それも盛況だったそうなのでファンは健在なのでしょう。海外に長くいるなどして日本での活動は目立っていませんでしたが、かなり注目されると思います」

 とはいえ、若い世代の人たちの中には若かりし頃の吉田栄作を知らない人も多い。かつてのイケメン俳優が、新たなファンを獲得するのは難しそうな気もするが…?

「20代の女性は、大人の男性に憧れを抱きやすいので、気になる人も多いと思います。自己主張が強かった頃の吉田栄作さんをあまり好きでなかった人が、『渋くなった彼は好き』と見直すこともあるでしょう。昔のようなキラキラ感はないかもしれませんが、年を重ねて渋みが出て、いい感じに枯れていると思います。これからはそんなふうにちょっと陰のある、“日陰系イケメン”の人気が出てくると思います」

 吉田のように復活する人、消えたままの人の差はどこにあるのだろうか。

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン