会見の準備と並行して、事務所スタッフはレギュラー番組のプロデューサーや一部の共演者、CMのクライアントなどに事情を説明しなければならない。ここで“活躍”するのが広告代理店だ。大手広告代理店関係者が内情を明かす。
「スキャンダルの掲載がわかった時点で連絡が入り、代理店が事務所に代わってクライアントに報告します。事務所が直接説明するとトラブルがさらにこじれてしまうことがあるからです。
我々が連絡し“ダメージを最小限に抑える”ための協議をします。今回、ベッキーさんが無理筋を承知で“不倫ではない”と言い張ったのも、クライアントを意識しての対応でしょう」
記者会見の場には、「広告代理店社員と思われるスーツ姿の男性が会場後方にズラリと並んでいた」(スポーツ紙記者)というから、会見が川谷の妻やファンではなく関係者に向けられたものであることがよくわかる。
※週刊ポスト2016年1月29日号