「僕だって、好かれたいという気持ちは当然持っています。でも、聞かれたら本音しかいえない。誰かに嫌われることもあるかもしれませんが、思ったことをいい切れば全員に嫌われることはない。中途半端に全員に好かれたいなんてスケベ心を出すからダメなんです。受け取り方は相手次第。ならば悔いなく生きていきたい」

 坂上のポリシーは子役の頃から何ひとつ変わっていない。周囲の受け止め方が、坂上の年齢や立場に応じて変化してきただけかもしれない。レギュラー出演する『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、ゲストの清原和博氏に、「入れ墨あるのに監督できると思う?」と本音で迫った。

「険悪な空気になりました。でも、彼だってある程度覚悟して番組に出てきたと思うし、ならばひとりの野球ファンとして疑問を投げかけるのは当然でしょう。でも、収録後に『キツいこといってごめんなさいね』って謝ったら仲良くなって、『バイキング』のゲストとして来てくれました」

◆さかがみ・しのぶ/1967年、東京都生まれ。1972年、ドラマ『下町かあさん』でデビュー後、『ありがとう』で草笛光子の息子役を演じる。NHK大河ドラマ『おんな太閤記』など、数々のドラマに出演。2012年『笑っていいとも!』レギュラー出演をキッカケにバラエティ番組の出演が急増。現在、『バイキング』『有吉ゼミ』『クイズやさしいね』などに出演。

■撮影/藤本和典 取材・文/岡野誠

※週刊ポスト2016年2月12日号

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