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専門家が分析「動けるデブは脂肪だけでなく筋肉がある」

「動けるデブ」の代表・信江勇

“デブ”というとどうしてもネガティブなイメージがあるが、『燃えよデブゴン』でキレのあるアクションを見せたサモ・ハン・キンポー(64才)や、ビヨンセのダンスを真似て踊る渡辺直美(28才)のように、世の中には「動けるデブ」もいる。医学博士の古井祐司さんは言う。

「まず、太っていてもキビキビ動ける人は、脂肪だけというより、筋肉がついているんです。日頃からたくさん動いているので、筋肉をたっぷりつけており、体内の脂肪を燃やしている。ただ、それ以上に大量のカロリーも摂取している。だから、太っていても動けるという体ができあがります」

 一方、「動けないデブ」は運動も何もしていないことが多い。筋肉のない「動けないデブ」が「動けるデブ」になるためにはどうしたらいいのか?

「いきなり運動するとひざを痛めたりする危険性があります。まずは、ストレッチから始めましょう。それに慣れてきたら意識して歩いてみましょう。その時に、歩幅をいつもよりプラス7cm程度の大股にして歩くと、その動作で筋肉が刺激され、全身の筋力アップにもつながります」(古井さん)

 ちなみに、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の「動けるおデブ女王決定戦」に出演して、話題になったタレントの信江勇(27才)に「動けるデブ」の限界に挑戦してもらったところ、腹筋(上体起こし)は20回を記録。20代後半女性の全国平均は19.45回なので、ギリギリ平均超えだ。さらに、反復横跳びにも挑戦してもらったのだが、こちらは20代後半女性の全国平均44.14回に対して、信江は45回。こちらもほぼ平均値となった。

「もっと行けたと思います。フットサルの練習が最近あまりないので体がなまっているんだと思います。次回は、平均以上を叩き出します!」(信江)

※女性セブン2016年2月18日号

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