国際情報

中国人によるオムツ買い取りは下火 新商品を模索中と業者

50紙ほどあるという中国のフリーペーパー

 中国人が多く暮らす東京・池袋の一角には、タブロイド判の中国人向けフリーペーパー(新聞)が山積みになっている。大陸の簡体字がびっしりと並ぶ中国人読者を対象とした誌面の大半は広告だが、そこには驚きの仕事募集が並んでいた。フリーライターの西谷格氏が、その掲載情報をレポートする。

 * * *
〈探親保証人 住房保証人〉

 外国人が異国で困難なのは住居など保証人を要する契約だ。この業者は保証人を紹介しているようだ。問い合わせてみると、ビザ取得に必要な身元引受人は3万円、賃貸住宅に住む際の連帯保証人は2万~3万円で安定収入のある日本人(個人)を紹介してもらえるというが、不透明さは残る。さらに同じ業者がこんな広告も。

〈最新潮3D手機 永遠免費打国際電話〉

 訳すと「最新の3D携帯 国際電話が永久無料」だ。

「これを使えば国内電話も国際電話も永久に完全無料です。価格は1台26万円。一度買えば、バージョンアップするたびに新機種と交換しますよ」

 問い合わせに対して業者からはこんな返答があったが、どうも眉唾だ。携帯電話を扱う広告は他にもある。

〈旅行客用SIMカード 身分証不要 4000円〉(注/日本語訳)

 実際に購入してみたところ、SIMカード自体は空港の自販機でも2000円で売られているもので合法だ。空港で購入する場合でも身分証は不要なのだが、値段はちゃっかり、2倍にもなっている。

 金儲けを謳う広告も目立つ。

関連キーワード

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン