「素人は10万点でも獲るのが難しいといわれており、170万点など私の周りのゲーム愛好家でもなかなか見当たりません。1回のゲームは数分で終わるものですが、一日中つねに空き時間は携帯を開いてやっていないと到達できないレベルだと思います」
プロも驚きの手練なのだ。ただし気になるのが、河井氏がこの高得点を記録した期間である。この週の木曜(3月3日)は河井氏の記事が掲載された文春の発売日であり、本来なら取材対応に追われているはずだ。よほど余裕綽々だったのか、それともストレスからゲームに走ったのか……。
もっとも、さすがに翌週はおとなしくなり、ずっとプレイしていない状況が続いていた。ところが、水曜(3月9日)の昼ごろ、その沈黙が破られる。いきなり320万9593点という、先週をも上回る“超高得点”が記録されたのだ。
それにしても、彼は国会議員として国政を担う立場であり、さらに「ふるさとづくり推進および文化外交」担当の首相補佐官として、安倍首相を支える立場でもある。その彼が平日の昼間に堂々と携帯ゲームとは、いったい政務はどうなっているのか。
河井氏の事務所に尋ねたところ、「休憩時間にゲームを数分間行なうことはございます。9日は昼休み時に数分間、1回行なったのみで、公務・政務への支障は一切ございません」とのことだった。
※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号