芸能

SMAP公開謝罪以来初の生ライブ ファンは安堵と不安

福島で騒動後初の生ライブに全員揃って登場

「震災から丸5年、今宵は東北・福島から復興への思いを歌で届けたいと思います」。3月12日、寒空の下メンバー5人の中央に立った中居正広(43才)のそんな言葉で、福島・会津若松での『震災から5年 “明日へ”コンサート』は幕を開けた──。

 SMAP騒動から2か月。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での“公開謝罪”以来、メンバー全員が揃って生ライブに登場するのは今回が初めてとあって、大きな注目を集めた。

「会場となった『會津風雅堂』は収容数が1400人とかなり少なく、加えてはがきでの応募による完全な抽選制でした。SMAPが登場するのと相まってチケット入手はかなり困難でした」(芸能関係者)

 会場外に数十名の警備や警察官が立つという異様ともいえる厳戒態勢だったが、夜7時30分、中居の「こんばんは」という声でステージは始まった。中居と木村拓哉(43才)を中心にトークが繰り広げられる。「寒い…」と震える中居に5年前のほうが相当寒かった、とツッコむ木村。そして5人で「明日へコンサート!」と声を揃えると、曲がかかる──。

『オリジナルスマイル』に始まり、『この瞬間、きっと夢じゃない』、『世界に一つだけの花』の3曲を披露したSMAPに涙ぐむファンも。『世界に~』では会場中が大合唱で包まれ大盛り上がり。その様子をテレビで見守っていたファンも大きく安堵したようだ。

「最高によかった。とにかく、5人が揃っている姿を直接見ることができて、本当に安心しました」(観覧した女性・30代)

「みんなが東北を思う気持ちが伝わってきて泣いてしまいました。きっと何があっても、SMAPは大丈夫。応援し続けます」(地元のファン)

 一方、この日、不安を拭いきれなかったファンの声もある。

「木村さんのトークのとき、他のメンバーの表情が曇ったように感じてしまいました」(観覧した男性・40代)

「歌の最中にみんなが観客席に降りて通路を歩いて、握手したりハイタッチしたり、木村さんは女性と“デュエット”もしていて、震災復興のため、観客と一体となって…という雰囲気はありました。ただ、あまりに気を使ってファンと触れ合おうとしているように見えて、少し違和感も覚えました」(観覧した女性・40代)

 コンサートのエンディングには、中居は観客に向けてこう語りかけた。

「時には振り返って、過去は変えられませんが、自分の歩んできた足跡を見ることも大事なんじゃないかなと思います」

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

関連記事

トピックス

優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン