●おサイフケータイ機能も厳しい
SIMフリーのスマホはおサイフケータイが利用できないといわれてきた。いまも大半の端末では利用できないが、Xperia J1 Compact(ソニー)、ARROWS M02(東芝)、AQUOS SH-M02(シャープ)は対応している。ただし、どの機種もすべてのおサイフケータイ機能に対応済みではないので、Suica、WAON、Edyなどのうちどのおサイフ機能が欠かせないかを決めておく必要がある。
また、端末単体で購入できるものと、特定の格安SIMとのセット販売に限られているものがあるので、格安SIMと端末のどちらを優先して入手したいか決めればスムーズに選べる。
●LINEのID検索は必要ないか
現在、販売されている格安SIMでは年齢認証が不可能だ。そのため、成人していないと利用できないLINEのID検索は利用できない。そのため、これまでLINEの友だち追加する場合、招待メールを送ってもらったり、対面したときにQRコードや「ふるふる」機能を使う必要があった。
ただし、今夏にLINEが投入する格安SIMサービス「LINE MOBILE」では年齢認証に対応する。自分のLINEの利用方法を振り返り、やはりID検索は欠かせないならば、夏を待った方がよいかもしれない。
●YouTubeを見続けない
格安SIMを利用してスマホ月額2000円におさめるためには、通信量の上限を超えないような使い方が必要だ。モバイルデータ通信のときにYouTubeなど動画を見続けると、すぐに容量いっぱいになってしまう。とくに、高画質での再生は月額通信量を増やすばかりだ。動画の再生については、wifiで接続するときに限るなどの工夫が必要だ。