スポーツ

巨人首脳陣「ヨシノブお坊ちゃまと爺やたち」の密着ぶり

 新人監督の開幕4連勝は何と1981年に慶大―巨人の大先輩・藤田元司氏が成し遂げて以来の快挙である。ところが、申し分ないスタートダッシュを決めた高橋由伸・巨人新監督に、なぜか巨人ファンから「ちょっと頼りなさすぎるんじゃない?」との声が上がっている。

 記念すべき監督初勝利の第一声は、「勝ててホッとしていますし、さすがにちょっと疲れましたね」とボソリ。結びの一言は、「これからまだまだ長いシーズンになりますんで、そっちのことで頭がいっぱいです、ハイ」で終わり。テレビの前で観ていたファンたちは「それだけ?」と肩透かしを食った。

 それ以降の勝ち試合でも「明日も切り替えて勝てればいいですね」とか、「引き続き、こういうゲームを続けていければ」と、惜敗したかのようなコメントばかり。

「こっちは勝って大喜びしてるんだから、もっと威勢のいい言葉を聞かせてよ~」(3月29日の横浜戦で応援していた巨人ファン)という声が上がるのも当然だ。

 この弱気ぶり、一体どうしてなのか。それはベンチを見ていればよくわかる。左に村田真一・ヘッドコーチ、右に尾花高夫・投手コーチ。背後に内田順三・打撃コーチとベテランコーチ陣が取り囲み、ことあるごとに彼に耳打ちしているのだ。そのさらに外周には、江藤智・打撃コーチ、豊田清・投手コーチらもいる。

 もう「ヨシノブお坊ちゃまと爺やたち」と名付けてしまいたくなるほどの密着ぶりなのだ。腕組みをして周囲を寄せ付けない雰囲気を放っていた原辰徳・前監督、小さなことでも勇んでベンチを飛び出した長嶋茂雄・元監督とはまるで違う。現実に、世話役の「爺や」たちがいないと独り立ちできないようだ。

関連記事

トピックス

映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
日本初となる薬局で買える大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」
日本上陸の内臓脂肪減少薬「アライ」 脂肪分解酵素の働きを抑制、摂取した脂肪の約25%が体内に吸収されず、代わりに体内の脂肪を消費
週刊ポスト
専修大サッカー部を辞任していた源平監督(アフロスポーツ)
《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答
NEWSポストセブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
日本製鉄によるUSスチールの買収計画
【日本製鉄のUSスチール買収問題】バイデンもトランプも否定的だが「選挙中の発言に一喜一憂すべきではない」元経産官僚が読み解く
NEWSポストセブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン