芸能

バチスタシリーズ手掛けた女性P 男性の生き様にこだわる

 ドラマ作りの要となる重要なポジションであるドラマのプロデューサー。『マルモのおきて』(フジテレビ系)や『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)など、ここ数年、好視聴率かつ続編も制作されるドラマは、女性プロデューサーが手掛けた作品が多く、春ドラでも注目作には、女性プロデューサーがずらり。

 伊藤英明と木村佳乃が夫婦役を演じる『僕のヤバイ妻』(4月19日22時~22時54分/関西テレビ・フジテレビ系)のプロデューサーを務めるのは、豊福陽子さん(46才)。伊藤淳史と仲村トオルのコンビが医療事件を解決していくドラマ『チーム・バチスタシリーズ』などを手掛けてきた。

「私のドラマに登場する男性は、かっこいいですね。自分が一視聴者としてドラマを見るときに、男前の人が見たい。それはみなさんも同じだと思います。男性のかっこよさは見た目だけではなく、生き様だと思っているので、かっこいい生き様にこだわっています。それと同時に、母性本能をくすぐる部分も男性には必要だと感じています」(豊福さん)

『僕のヤバイ妻』の主人公・幸平(伊藤)は、不倫相手にのせられて妻殺害計画を立てる。だが、殺害しようと自宅へ向かうと、妻(木村)が誘拐されているというとんでもない事態になっていて、その異常な状況に翻弄されていく。

「幸平はどこか間が抜けていて滑稽です。奥さんを殺そうとするダメ男なんだけれど、どこか憎めない。ハラハラしながら幸平を応援したくなるはずです。そうした憧れの男性は、ほぼ妄想で作っていますね。

 ただ、プロデューサーって、社内外問わずいろんな職種のかたと仕事をするんです。みなさん、仕事に熱意があるから、時にはぶつかり合う。そうした男のぶつかり合いをドラマ作りに生かすことは多いです」

※女性セブン2016年4月21日号

関連記事

トピックス

イベントに出演していたジャングルポケットの斉藤
《性的暴行で書類送検》ジャンポケ斎藤が事件直後に出演していたイベントのスタッフが明かす“リアル”な姿「1人で喋り続けていた」「ステージ上で子供たちと戯れていた」
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「手錠と目隠しのつもりで…」父・田村修被告が語った瑠奈被告との“SMプレイの練習”「娘は被害男性とのプレイを楽しみにしていると思った」【ススキノ第4回公判】
NEWSポストセブン
V9を経験したレジェンドOBたちが阿部慎之助監督にエールを送る
《盟主復権への道》阿部巨人“12年ぶり日本一奪還”の条件 V9時台のレジェンドOBたちが語る「キーマン」「短期決戦の采配・戦術」
週刊ポスト
『めざましテレビ』を卒業した三宅正治アナ
『めざましテレビ』卒業の三宅正治アナ 送別会にライバル『ZIP!』から“花束&水卜麻美アナからの手紙”のサプライズ 軽部アナは現役続行で30年越えへ 
女性セブン
(瀬戸サオリのインスタグラムより)
《ロケバスで性的暴行の疑い》ジャンポケ斉藤、それでも妻・瀬戸サオリが夫に寄り添う切実な理由「一方的な行為ではない」
NEWSポストセブン
性的暴行疑いで書類送検されたお笑いコンビジャングルポケットの斉藤慎二
《連絡しても反応がない》タレント女性に不同意わいせつのジャンポケ斉藤慎二、周囲が懸念していた「感情の浮き沈み」
NEWSポストセブン
お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二と妻・瀬戸サオリ
《家族と別居状態だったジャンポケ・斉藤慎二》妻は「一部事実と違う報道」インスタで言及の“決断”、不同意わいせつで書類送検
NEWSポストセブン
俳優、タレント、番組MC、育児と多忙な日々を送る二宮和也
《11月3日にデビュー25周年》嵐“6つの企画”が発表されても簡単ではない「グループとしての活動再開」 二宮和也は結成記念日にコメントなし 
女性セブン
石破茂・首相の短期決戦の賭けはどんな結果となるか(時事通信フォト)
【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機
週刊ポスト
田村瑠奈被告と父・修被告
「俗に言う“お持ち帰り”をされた」「最後の行為でゴムを取られて…」父・田村修被告が証言した“瑠奈被告と被害男性のプレイ詳細”
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《「根拠のない情報」発言の真相》宮内庁の幹部たちが最も否定したいのは悠仁さまの「進学先」ではなく、「成績不振報道」だった 東大農学部とは“相思相愛”か? 
女性セブン
ヤマハ発動機の日高元社長(共同、時事)
《娘に切り付けられ退任》ヤマハ発動機社長、事件前に目撃されていた“父娘の散歩” 名古屋出身も「俺はトヨタよりこっちのほうが…」見せていたバイク愛
NEWSポストセブン