スポーツ

清原和博の再起プラン 出家かラーメン屋か地下格闘家か

第2の人生に注目が集まる清原和博被告

 覚せい剤取締法違反の罪に問われ、5月17日の初公判で懲役2年6月を求刑された清原和博被告(48)。寛大な処分を求める嘆願書が地元・大阪から出たほか、全国各地に支援者がいると伝えられている。

 支援者たちは、清原被告の今後についても考えているようで、各々「復帰プラン」を練っているという。

「もともと有力スポンサーだった企業経営者が、清原にラーメン屋をやらせるつもりだそうです。ラーメン好きを公言する清原の名前を看板にし、ラーメン店経営に参画するのです」(清原の知人)

 清原被告は、2013年に焼肉チェーンと組んで『番長! 清原和博の焼肉男道』という焼肉店を次々と開店。事実上の名義貸しだったが、わずか4か月の契約ながら相当な利益を得たという。その成功を受けて、今度はラーメン店というわけだ。

 清原被告の運動能力に活路を見出す支援者もいる。

「支援者の中に地下格闘技の関係者がいて、大会の目玉として清原の起用を考えているようです。地下格闘技界は暴走族上がりの荒くれ者も多く、過去の傷は気にしない土壌がある。本人が望めばいつでも参戦可能でしょう」(スポーツ紙記者)

 昨年末の格闘イベントに、目玉選手として正式にオファーを受けていたと報じられたこともあり、2006年大晦日の『K-1ダイナマイト』では、友人の秋山成勲のセコンドに付くなど、格闘技には興味津々。

 一方、いきなり表舞台に復帰させるのではなく、まずは修行に専念させたいという声もある。清原被告が現役時代に護摩行を行なった、鹿児島県にある最福寺の池口恵観住職が言う。

「やる気があってここに来てくれれば、更生に私も全力で取り組ませてもらおうと思っています。弟子たちと一緒に掃除や片付け、庭の草むしりなど額に汗して働いてもらう。以前、彼に宛てた手紙にこのことは書いている。彼の周りの者が読んで聞かせているようですから、本人にも伝わっているはずです。返事? まだ来ていません」

※週刊ポスト2016年6月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト