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2016.06.22 07:00  女性セブン

マラソンで小ネタ解説する増田明美 「速さは見ればわかる」

『世界!ニッポン行きたい人応援団』のナレーションがプロ顔負けと話題

 将来の夢、恋人の存在など選手の知られざるエピソードを交えながらマラソン解説をする増田明美さん(52才)。このおなじみの“小ネタ解説”以外にも、最近ではテレビ東京系『世界!ニッポン行きたい人応援団』(毎週木曜19時)のナレーションがプロ顔負けだと話題だ。そんな彼女に密着すると、人を引き付ける魅力を垣間見た──。

「木崎良子さんには高校時代からの恋人がいる」、「野口みずきさんは、フランクフルトで日本人の美容師に髪を切ってもらった」など、レース展開にはおよそ関係のない数々の、“小ネタ”を解説に入れる増田さん。なぜこのようなスタイルになったのか? その理由は「選手である前にひとりの人間だという思いがありました」という自身の現役時代からの胸間があった。

「速いとかっていうのはレース展開を見ればわかることなので、じゃあなぜこの人はこんなタフなレースができるのかという、その人となりを紹介したいと思うんです」

 こう話す増田さんは、とにかく選手をリスペクトしている。

「走り終わった選手が中継を見てガッカリするようなことは言いたくないですし、結果がよくなくても明日から頑張ろうと思ってもらえるようなことを言いたいんです。選手は褒めても褒めても足りないくらい頑張っているんですから」

 選手をとにかく褒める──これは自身の幼少期のエピソードにあった。専業農家の家庭に生まれ育ち、両親は多忙だったため基本的には放任主義。自然環境豊かな中でのびのびと育った彼女をかわいがったのは祖母だった。

「たいしたことないのに、あけちゃんはすごいねって褒めてくれるんです。だからか、褒められるのが大好きなんですよ」

 自分が褒められるのが好きだから相手も認めて褒める。彼女のポリシーを作った祖母は、よくしゃべったそうだ。

「人としゃべってる時にはもう口がパクパク動いてる(笑い)。ご飯を食べる時もずっとしゃべってて。だんだん、おばあちゃんの性格と似てきてるなって思いますね(笑い)」

 そんな彼女は、テレビ東京系『世界!ニッポン行きたい人応援団』のナレーションを今年の4月から務め、新たな境地に挑戦中だ。

「マラソンの解説とは違い、間にも種類があったり、ナレーションに緩急をつけるなどひとつひとつ教えていただきながら、育ててもらっている感じです」

 まだ始めて2か月だが、現場は「さすがアスリート」と成長の速さを驚いている。

「生活の中に新しい風が入ってくると楽しいですね。新鮮な気持ちで一から始めるのは若返る(笑い)。読者のみなさんの中にも第一歩をためらっている人がいるかもしれませんが、チャレンジは若さのためにも必要ですよ」

 幾度となくゴールテープを切ってきた増田さん。これからも彼女らしい“走り”を見せながら、新たなゴールに向かって駆けぬける。

※女性セブン2016年6月30日号

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